国文学国語学科の学生による自主ゼミ「萬葉輪講」の活動が、2024年度から再始動しました。2024年度は、上代ゼミに所属する4年生と有志の1年生を中心として、上代文学(飛鳥・奈良時代の文学)にゆかりのある土地をめぐる「文学踏査」をおこないました。
【第1回】5月5日 奈良文学踏査
奈良市内の平城宮跡と薬師寺を中心にめぐりました。この回は現役生だけではなく、前年度に卒業した先輩3名も参加。さらに、研究員として天理大学に来ていたイタリアのナポリ東洋大学の大学院生も参加してくれ、にぎやかな踏査となりました。

広い平城宮跡をみんなで歩きながら宮の大きさを体感。平城宮跡資料館で、当時の平城宮にかんする解説や、発掘調査で出土した土器や木簡などの考古遺物を見学し、理解を深めました。
夕方には薬師寺で「玄奘三蔵会大祭」に参列し、天理大学雅楽部が上演する伎楽を見学しました。

まだまだ、つづきます。
(人文学部国文学国語学科 大谷 歩)