卒業生からのメッセージ「歴史が好きなら、歴史学の世界に飛び込んでみませんか?天理にはあなたの夢を後押ししてくれる環境があります。」
石田 裕子(歴史学専攻 1999年3月卒業)
鳥取県教育委員会 文化財行政
鳥取県教育委員会 文化財行政

歴史が好きなら、歴史学の世界に飛び込んでみませんか?
天理にはあなたの夢を後押ししてくれる環境があります。
歴史学や考古学で食べていくのは難しい…そう思われると思います。事実、専門職で採用されるチャンスはほとんど無いと言っても過言ではありません。それでも歴史学や考古学の世界へ足を踏み入れる人が減らないのは、そこに、情熱を傾けるべき魅力ある世界が広がっているからです。
わたしは歴史学専攻で、その内、古文書解読を元に史実を解明していく世界に魅力を感じました。他の人が手をつけない分野というものはライバルの居ない気楽さもありながら、一方で孤独との戦いもあります。歴史学の世界に留まることに、弱気になることもありました。支えてくれたのは、考古学専攻の仲間たちでした。専攻は違っても、彼らの前向きな考えや姿勢にどれだけ助けられたでしょう。また、天理の歴史文化学科は少人数制のため、先生が身近で、親身に相談に乗って下さいました。
そんな環境の中で研究を続け、他大学の大学院へ進んだ後、故郷の鳥取で、文化財行政の仕事に就くことができました。現在、私が担当している「美術工芸」は、仏像・絵画・古文書類などを調査、保護する部門です。作者や年代を特定したり由来を紐解くため、古文書解読の力を活かす場もあります。自分の専門が発揮される場所を手に入れることができたのは、あきらめず続ける力と、支えてくれた仲間や先生との出会いのおかげだと思います。
そして何より、興味を持った世界があるなら迷わず飛び込んでみること。天理大の歴史文化学科は、あなたのチャレンジをきっと後押ししてくれる環境だと思います。
天理にはあなたの夢を後押ししてくれる環境があります。
歴史学や考古学で食べていくのは難しい…そう思われると思います。事実、専門職で採用されるチャンスはほとんど無いと言っても過言ではありません。それでも歴史学や考古学の世界へ足を踏み入れる人が減らないのは、そこに、情熱を傾けるべき魅力ある世界が広がっているからです。
わたしは歴史学専攻で、その内、古文書解読を元に史実を解明していく世界に魅力を感じました。他の人が手をつけない分野というものはライバルの居ない気楽さもありながら、一方で孤独との戦いもあります。歴史学の世界に留まることに、弱気になることもありました。支えてくれたのは、考古学専攻の仲間たちでした。専攻は違っても、彼らの前向きな考えや姿勢にどれだけ助けられたでしょう。また、天理の歴史文化学科は少人数制のため、先生が身近で、親身に相談に乗って下さいました。
そんな環境の中で研究を続け、他大学の大学院へ進んだ後、故郷の鳥取で、文化財行政の仕事に就くことができました。現在、私が担当している「美術工芸」は、仏像・絵画・古文書類などを調査、保護する部門です。作者や年代を特定したり由来を紐解くため、古文書解読の力を活かす場もあります。自分の専門が発揮される場所を手に入れることができたのは、あきらめず続ける力と、支えてくれた仲間や先生との出会いのおかげだと思います。
そして何より、興味を持った世界があるなら迷わず飛び込んでみること。天理大の歴史文化学科は、あなたのチャレンジをきっと後押ししてくれる環境だと思います。
歴史学研究コース(旧専攻)からのお願い
歴史文化学科歴史学専攻(現、研究コース)は、1992年(平成4年)4月に開設され、2022年(令和4年)度に30年を迎えます。卒業生の皆さんの学生時代の思い出や近況を rekisi[○]sta.tenri-u.ac.jp までお寄せください([○]は@)。お待ちしております。