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 【社会福祉専攻】

新入生・在校生への教員メッセージ① 社会福祉専攻 森口弘美 准教授

人間関係学科社会福祉専攻 新入生の皆さんへ

ご入学おめでとうございます。
社会福祉専攻1年生の担任の森口弘美です。これから4年間、皆さんの担任を務めることになります。どうぞよろしくお願いします。

私は今年初めて担任をもつことになり、4月1日の入学式やその後に続くオリエンテーションで、皆さんに直接お目にかかってご挨拶できるのをとても楽しみにしていました。ところが、新型コロナウイルス(COVID-19)のひろがりを受け、大学の行事が中止になったり日程が延期されたりしています。
新入生の皆さんはせっかくの新しいスタートの時期にこのような事態になり、ずいぶん戸惑っておられるのではないでしょうか。

さて、このような状況だからこそ、これから社会福祉を学ぼうとする皆さんに考えていただきたいことが二つあります。

一つは、皆さんご自身の現在の状況についてです。
皆さんの入学式はなぜ中止になったのでしょうか。オリエンテーション等の大事な行事や授業の開始が延期されたのはなぜでしょうか。
「大学が決めたことだから仕方ない」というところで思考をストップさせるのではなく、「何のためにそうしなければならなくなったのか」の理由を考えてみてください。
考えるためには、この感染症に関する情報を的確に把握する必要があります。インターネットを活用するなどしていろいろ調べていくと、こうした大学の判断の背景に何があるのかが見えてきます。また、皆さん自身が一人の大学生としてこの状況下でどのように行動すれば良いかもわかってくると思います。
調べることでわかってくることがある一方で、わからないことや納得がいかない点が出てくるかもしれません。そのようなときはぜひ、周囲の人たちとそのことについて話してみてください。自分とは違うさまざまな考え方に触れることで思考が深まっていきます。

もう一つは、弱い立場にある人たちの状況についてです。
社会福祉に携わる私たちは、病気や障害、貧困、暴力、孤立などによって社会的に弱い立場におかれがちな人たちに心を寄せます。そして、そのような人たちがどのような問題をかかえているのかを知り、そうした問題の解決に向けてさまざまな実践をすることをめざします。
従来から弱い立場にあった人たちは、感染症の蔓延によってどのような課題に直面しているでしょうか。「大変だろうなあ」とただ想像するだけではなく、新聞記事などで具体的な事柄を調べてみてください。ご自宅で新聞をとっていない人も、インターネットで新聞記事を読むことができます。緊急事態宣言を受けて、無料でニュースを配信し始めた新聞社もいくつかあります。
課題が見えてきたら、どうすれば解決できそうか考えてみましょう。「専門家じゃないからわからない」と思考をストップさせずに、「自分ならどう考えるか」と皆さんの柔らかい頭でユニークなアイデアを出してみてください。ぜひここは本気で考えてください。
本気で考えていくと、さらに知りたいことが出てくることがあります。また、自分で考えた解決方法に自信がもてないということもあるでしょう。
そのようなときもやはり、周囲の人の意見を聞いてみることをお勧めします。もっと良い解決方法が見い出せるかもしれません。たとえささやかなことでも解決に向けて自分にできることが見えてることもあるでしょう。それはもう社会福祉の学びそのものです。

皆さんと一緒に、こうした学びを共有できることを心から楽しみにしています。
とにかく元気で、そしてできれば少しでも有意義な時間を過ごして、授業開始日を迎えられることを願っています。

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