澤井義次教授の著書が出版されました。

宗教学科・澤井義次教授の著書が、慶應義塾大学出版会より刊行されました。タイトルと概要は以下の通りです。
澤井義次『ルードルフ・オットー 宗教学の原点』慶應義塾大学出版会、2019/12/19(312ページ)
学科メンバー一同、長年にわたるオットー研究の成果をまとめられた先生の、今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
澤井義次『ルードルフ・オットー 宗教学の原点』慶應義塾大学出版会、2019/12/19(312ページ)
学科メンバー一同、長年にわたるオットー研究の成果をまとめられた先生の、今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
著者からのメッセージ
本書は、宗教学がキリスト教神学から次第に分離・独立していく時代に活躍したルードルフ・オットー(マールブルク大学・組織神学教授)の宗教研究を、いわば「宗教学の原点」として捉えて、その宗教研究の特徴をその全貌において考察したものである。オットーはプロテスタント神学者、宗教哲学者、宗教研究者という三つの〈顔〉をもっていた。特にインドの宗教思想に関する比較宗教的な研究をとおして、キリスト教の真理性を明らかにしようとした。本書では、これまで蓄積されてきたオットー研究の成果を踏まえながら、彼の三つの〈顔〉を可能なかぎり有機的に連関させて、オットーの多岐にわたる宗教研究を綜合的に考察し、その宗教研究の全貌を明らかにしている。
関連リンク
- 宗教学科「研究室だより」
- 澤井義次 教授
- 宗教学科
- 人間学部