2019年04月23日 【歴史文化学科 歴史学研究コース】 谷井陽子教授共著『大清律 刑律』が出版されました。 『大清律』は清代中国で「罪になること」を定めた基本法典です。本書は清代の法学者沈之奇(しんしき)の注釈に基づいて『大清律』の条文を解説し、当時の中国で何がどれくらいの罪になったのか、それはどのような考え方によるのかを示します。整然と定められた罪と罰の体系から、前近代の中国人がどのような社会の実現を目指していたかが浮かび上がってきます。(谷井陽子) 関連リンク 歴史文化学科(2019年度より改組して新発足) 歴史学研究コース 谷井陽子 文学部 平凡社のページ