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 【考古学・民俗学専攻】

東乗鞍古墳2019年発掘調査

2月11日から23日にかけて、天理大学杣之内キャンパスの南方約1.5kmに所在する東乗鞍古墳の発掘調査を天理大学文学部歴史文化学科考古学・民俗学専攻の学生と天理市教育委員会が共同で行いました。

天理市と天理大学は、2014年に締結した「天理市と天理大学の包括的連携に関する協定書」のもとに、2017年5月1日に天理市教育委員会と「天理市内埋蔵文化財の調査・研究に関する覚書」を締結。この覚書により、天理市内における古墳などの共同発掘調査が可能となり、昨年から東乗鞍古墳の発掘調査がスタートしました。

東乗鞍古墳は、隣接する西乗鞍古墳、天理大学構内の西山古墳と合わせて国の史跡に指定される「杣之内古墳群」の一角にあります。
杣之内古墳群を構成する主要古墳の一つである東乗鞍古墳は、重要性が認識されながらも、基礎的調査がほとんど行われていなかったため、同古墳の保存と活用を進めるうえで必要となる基礎的データを得ることを目的に調査が行われました。

今年の発掘調査は、墳丘および周辺の土地のうち、墳丘西側の前方部斜面から墳頂部にかけて、3箇所の調査区を設置。考古学・民俗学専攻の桑原久男教授、小田木治太郎教授、橋本英将准教授の指導のもと、考古学・民俗学専攻の学生など21名が実習として調査に参加し、竹林に囲まれた急斜面を、シャベルや手グワなどを使いながら、注意深く地面を掘り起こしました。
今年の発掘調査では、前方部の墳丘西側斜面全体の構造が明らかになり、昨年に引き続き、円筒埴輪片が出土したこともあって、同古墳に埴輪が伴うことがより明確となりました。

また、昨年の調査では不明に終わった墳丘裾から周濠にかけての様相も明らかになり、古墳の規模を確定する材料が得られました。さらに、墳丘頂部付近で、滑石製模造品(双孔円盤=鏡のミニチュア)が出土し、墳丘上で何らかの祭祀が行われた可能性が想定できるようになりました。 
 実習に参加した山村綾(考古学・民俗学2、法隆寺国際)さんコメント
「大学のすぐそばに古墳があり、実習で発掘調査に参加できるのはとても素晴らしい体験だと感じます。」

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