奈良県留学生・研修生の日本語による体験発表会
最高賞の奈良県教育長賞を留学生の林暁丹(リン ギョウタン)さんが受賞!

さる12月15日、奈良県高等学校国際教育研究協議会主催の「第17回奈良県留学生・研修生の日本語による体験発表会」が天理教校学園高校で行われ、本学の林 暁丹さん(リン ギョウタン。中国の華南師範大学からの短期留学生)が、最高賞にあたる「奈良県教育長賞」を受賞した。
林さんの発表テーマは「一年の体験、一生の宝物」で、電車で化粧をする女性のことについてスピーチした。
今回、林さんがスピーチ原稿を作成する上で、友人である本学の日本人学生25人にアンケートをしたが、これに対し、それぞれが自分の考えを詳しく書き、またスピーチ原稿の添削やスピーチについては、谷口忠三国際交流部長が指導するなど、周囲の協力があったよう。
これらのことについて林さんは、「発表会に向けて頑張って練習してきたので、受賞した時に興奮はしなかった。今回の発表会について、受賞したことはそれほど大きなことではなく、それよりも、大勢の日本人の友人が協力してくれたことや、国際交流部長さんが懇切に指導してくれたことが、すごく嬉しかった。そして、今回受けた指導は大変勉強になった」と語った。
最後に、「多くの人の前で発表することは勇気が必要だが、チャレンジすることはすごく大事」と自らの経験を通して得たものを力強く語った。
今後の林さん、そして他の留学生たちの活躍を期待したい。