全日本選抜柔道体重別選手権大会100キロ級で穴井隆将君が
初優勝、60キロ級では江種辰明(警視庁)さんが優勝

第38回全日本選抜柔道体重別選手権大会は、4月3日、福岡市民体育館で行われ、100キロ級に出場した体育学科3年次生の穴井隆将君が初優勝した。(写真)
また、60キロ級では卒業生の江種辰明(11年卒・警視庁)さんが初優勝に輝き、9月にエジプトのカイロで行われる世界選手権の切符を手にした。
今大会100キロ級ではアテネ五輪金メダリストの鈴木桂治選手が欠場、「何が何でも優勝しようと思っていた」という穴井君。決勝戦は、井上智和選手を横四方固めの一本でしとめた。
今大会の優勝で世界の頂点が少し見えてきた穴井君。北京五輪を目標に「あせらずに、自分の持ち味をいかした柔道を追求していきたい。出る試合すべてに確実に勝っていきたい」と話す。
今月の29日には無差別の全日本選手権大会が行われる。「どこまでできるかわからないが、とにかく上の方を目指すだけ」。世界チャンピオンに向けて挑む穴井君に注目したい。