第5回 国際参加プロジェクト
中国の地で「他者への献身」を実践

第5回国際参加プロジェクトが8月16日から27日まで行われた。本学の建学の精神のひとつである「他者への献身」を実践するプロジェクトとしてこれまで、インド西部地震の被災地、フィリピンのルソン島で活動が行われてきたが、今回向かった先は中国・陝西省扶風県

(西安から西へ約110キロ)。
到着した街は、とうもろこし畑と果樹の広がる地方都市。学生たちは一般家庭のホームステイを体験しながら、早速、ボンガ(土嚢による簡易建物)造りの準備を行った。このボンガ造りは、第1回の時から行われており、国際参加プロジェクトのいわば象徴とも呼べるものである。
雨が珍しいという地に、学生らが到着してからほとんど毎日が雨、雨。カッパを着ての作業となったが、土が粘土質なため、どろどろ。4日がかりの作業でようやく中日友好緑化基地公園にボンガができあがった。

そして、そのボンガの中には、世界平和と日中友好の願いをこめて現地の高校生や大学生、参加した天理大学生らが思い思いの品をタイムカプセルに詰めて閉じられた。また、ボンガ周りには桜を植樹、記念碑も建てられた。
関連リンク
- 国際学部
- 地域文化研究センター
- 国際参加プロジェクト