天理大学

  1. HOME
  2. 教育・研究
  3. 附属おやさと研究所
  4. 特別講座「教学と現代」
附属おやさと研究所

特別講座「教学と現代」

 本研究所では公開講座のほかに、教えについて学びをより深め、教学の現代展開をめざす特別講座「教学と現代」シリーズ(申し込み制)を開催しています。特集テーマを組んで、集中コースとして開催しています。
2015年度からの3年間は、「これからの社会と天理教 ─ポスト教祖百三十年祭を見据えて─」と題し、「家族をめぐる諸問題」について考えていきます。

平成27年度「教学と現代」(2016年3月25日)

                  これからの社会と天理教
               —ポスト教祖百三十年祭を見据えて—
 
                  「家族をめぐる諸問題」
 
◎趣旨文:
我が国では少子高齢化、格差社会、無縁社会、地域の過疎化などが深刻になっています。これらの社会の基礎になっている単位は家族です。核家族や大家族、ステップファミリーや同性カップルなど、さまざまな家族の形態があります。また現在、子供の虐待やDV、また老老介護など、家族は多くの問題をかかえています。さらには、非婚化やシングル志向が近年強まっています。今後この家族はどのように変容していくのでしょうか。こうした問題群には個別的な対応がそれぞれに急がれますが、それと同時に中長期的な視野でいわば鳥瞰的に考えていくことが求められます。天理教の実践教学の立場からも、これらを近未来の社会問題として取り組んでいくことが必要になってきます。
 
そこで、おやさと研究所では、教祖百三十年祭が挙行される2016年から3年間、「これからの社会と天理教—ポスト教祖百三十年祭を見据えて」というテーマで特別講座「教学と現代」を開催していくことになりました。
 
第1回(2015年度)は無縁社会などの観点から社会構造の問題として家族をめぐる問題を取り上げ、天理教からどのような対応が可能なのかを論じます。第2回(2016年度)は社会福祉的な専門性や実践から天理教的家族観の近未来を扱い、第3回(2017年度)は生命倫理の見地から家族の生老病死をめぐる諸問題と天理教からの応答というふうに、順次取り上げていく予定です。このように3年計画で、家族問題に取り組むことを通じて、互い立てあいたすけ合いの社会作りを考える手掛かりにしていきたいと思います。
 
教内外の関心のある皆さまの聴講を広く歓迎いたします。
 
 
    ◎開催日時:第1回目 2016年3月25日(金曜)午後1時30分~5時
    ◎開催場所:天理大学研究棟3階第1会議室

「教学と現代」のご案内:「家族をめぐる諸問題」第 2 回 

 家族を支える
“ 社会福祉、天理教のたすけ合い ” 


おやさと研究所では、2015 年度から3年間の予定で、「これからの社会と天理教—ポスト教祖百三十年祭を見据えて」というテーマで特別講座「教学と現代」を開催しています。 「たすけ合いの社会をめざして」という昨年度第1回の総論的な議論を踏まえ、今回(第2 回)は家族を支える社会福祉の制度や援助の仕組み、また天理教のたすけ合いの実践及び その可能性について考えたいと思います。教内外の関心のある皆さまの聴講を広く歓迎いたします。 

開催日:2017 年2月 25 日(14:45 ~ 17:00)
場 所:天理大学研究棟第1会議室 

これまでの記録

平成25年度「教学と現代 X」(2014年1月28日)

テーマ:海外伝道の現状と課題シリーズ②
─ヨーロッパの宗教事情と天理教─

第一講:辻信一郎(海外部翻訳課員)
「法王交代後のヨーロッパと『宗教者平和の祈りの集い』」
第二講:永尾教昭(元ヨーロッパ出張所長)
「天理教のヨーロッパ伝道を振り返る─現状と課題─」
総合討議

平成24年度「教学と現代 IX」(2013年1月29日)

テーマ:海外伝道の現状と課題シリーズ①
─アメリカ・ハワイ・ブラジル伝道庁長に聴く─

第一講:深谷 洋(アメリカ伝道庁長)
第二講:浜田道仁(ハワイ伝道庁長)
第三講:村田雄治(ブラジル伝道庁長)
全体討議(司会:佐藤浩司)

平成23年度「教学と現代VIII」(2011年8月27日)

テーマ:東日本大震災における天理教の救援
—全教あげての活動と今後の課題を考える—

被災地からの報告—現状と課題 / 平澤勇一
原発事故による環境汚染の影響 / 佐藤孝則
天理教災害救援ひのきしん隊の活動 / 田中勇一

パネルディスカッション:「大震災の「節」から「芽」を出すために」
岩手県からの報告 / 大谷將司
宮城県からの報告 / 高橋伸実
被災地での心のケア / 池田真教
コメント:社会福祉の視点から / 渡辺一城
司会:金子 昭

平成22年度「教学と現代VII」(2010年8月28日)

テーマ:信仰に基づく社会貢献活動とは 
─お道におけるNPO・NGOの可能性を考える─

金子 昭 :宗教の社会貢献とNPO・NGO活動 
─その入門的概説─
堀内みどり:ネパールのNGO「Love Green Nepal」と本教の活動
野口 茂 :宗教NGOによる国際協力活動の取り組み
佐藤孝則 :環境市民ネットワーク天理 
─おぢばでの官民教学協働のNPO─
金子 修 :あらゆる難渋への対応をめざして 
─教会活動を新たに切り開くNPO・NGOの提案─
平野恭助 :一布教師としての国際援助の歩み 
─岡山から世界の難渋へ─

平成21年度「教学と現代 VI」(2009年8月26・27日)

テーマ:教理探求の方法論

天理教学の方法 / 佐藤浩司
教義理解の意味論的視座 / 澤井義次
テクスト読解の理論と原典研究 / 岡田正彦
「元初まりの話」の表象論 / 井上昭洋
原典の用語研究と統計学的手法 / 辻井正和
教祖論とジェンダー学 / 金子珠理

平成20年度「教学と現代V」(2008年10月26・27日)

テーマ:一派独立百周年記念フォーラム

一派独立によせて (1)明治の知識人宇田川文海、中西牛郎と天理教 / 深川治道
一派独立によせて (2)「復元」を読みなおす / 幡鎌一弘
天理教婦人会創設 — 女性の信仰的自覚と社会的女性観の間 堀内みどり
新時代の“ひのきしん人”は無関心ではいられない — レヴィナスから説き起こす自覚覚醒の天理教倫理 / 金子 昭
「懐住まい」のエコロジー — 知識から知恵への実践教学の試み / 佐藤孝則
「元の理」の「退屈力」と「創造力」 — 進化するエコ土嚢国際開発実践論からグローカル天理ユートピア共同体のコスモロジーを考える / 井上昭夫
特別企画(一般公開) 「神の御国」の舞楽再現 / 解説:佐藤浩司

平成19年度「教学と現代 IV」(2008年1月26日・27日)

テーマ:布教伝道のダイナミックス — 海外伝道と国内伝道の相互作用

個人の幸福と社会への参画をめぐる『天理伝道学』の再構築 / 金子 昭
コンゴ伝道の現場から考える布教伝道 / 森 洋明
現代宗教の動向と天理教者の責務 / 堀内みどり
社会的存在としての天理教団 / 幡鎌一弘
イスラム圏における布教伝道の現状と可能性 / 澤井義則
インド、アフガニスタンから東アフリカまで — 伝道と支援の課題 / 井上昭夫

平成18年度「教学と現代 III」(2006年8月26日・27日)

テーマ:天理伝道学の“今”を考える

天理教異文化伝道の概念と実際 — シンガポール布教体験を通して / 井上昭夫
伝道学の概念と課題 — カトリックの事例を通して 森下三郎
現代社会の諸問題に応答する伝道学 — 生命倫理からフリーターまで / 金子 昭
事例研究 — コンゴ伝道の調査から / 堀内みどり
事例研究 — ラテンアメリカの伝道調査から / 野口 茂
事例研究 — 中国大陸伝道史:現代において学ぶべきもの / 深川治道
東アフリカ伝道 — その現状・課題・展望 / 井上昭夫

平成17年度「教学と現代 II」(2005年8月27・28日)

テーマ:天理教の温故知新 — 歴史を振り返り、現代に応答する教学を考える

初期天理教の教会文書を読む1・2 / 幡鎌一弘
復元教学の歴史をたどる1・2 / 岡田正彦
宗教学・宗教史学に見る天理教の位置 / 金子 昭
教理の現代的展開 — 身上・事情・理上 / 金子 昭
現代社会における教会の役割 / 佐藤浩司
現代事情への対応:戦争・平和と天理教 / 井上昭夫
現代事情への対応:自然災害と天理教 / 佐藤孝則

平成15年度「教学と現代 I」(2003年8月27日~9月1日)

※ 特にテーマを設けず、現代社会の諸問題に応答する天理実践教学について論じる。

グローバル化の時代と天理教 / 井上昭夫
天理教と生命倫理 / 塩沢千秋
人間倫理への天理教的視点 / 安井幹夫
天理教と環境問題 / 佐藤孝則
男女共生社会と天理教 / 堀内みどり
天理教と社会福祉実践 / 金子 昭
おたすけのための法律知識 / 百合岡靖幸
宗教と民族問題 / 小滝 透
このページの先頭へ