黒岩康博准教授が天理大学公開講座(大和郡山市)で講演しました。
9月17日、天理大学公開講座「大和学への招待 郡山の歴史と文化2」が大和郡山市で行われ、黒岩康博准教授が「軍事演習と地域社会—明治41年の郡山—」と題して講演しました。
黒岩准教授は、明治41年に奈良県内で行われた陸軍特別大演習に関する史料を読み解きながら、陸軍が稲の早刈りを促したり、秣(まぐさ)の供出や厩舎の建設、兵卒の宿舎の提供を求めてきていることなどに対し、地元では供出に抵抗したり補償を求めたりしていたこと、この機に乗じてそれまでできなかった地域の課題を実現しようとする動きが出たことなど、複雑な地域の反応や思惑を具体的に紹介しました。
黒岩准教授は、明治41年に奈良県内で行われた陸軍特別大演習に関する史料を読み解きながら、陸軍が稲の早刈りを促したり、秣(まぐさ)の供出や厩舎の建設、兵卒の宿舎の提供を求めてきていることなどに対し、地元では供出に抵抗したり補償を求めたりしていたこと、この機に乗じてそれまでできなかった地域の課題を実現しようとする動きが出たことなど、複雑な地域の反応や思惑を具体的に紹介しました。
