京都祇園祭後祭 現地見学会を実施

7月22日と24日、歴史文化学科の専攻科目「民俗学と現代社会」(担当:松岡薫講師)の受講生有志を中心に、京都祇園祭後祭宵山と山鉾巡行の現地見学会を行いました。
「民俗学と現代社会」では、私たちの暮らしにおいて身近な存在である「祭り」をテーマに、現代社会における祭りの意義や、祭りの継承をめぐる現代的課題について学んでいます。講義でも取り上げた京都祇園祭は、平安時代に始まった祇園御霊会が起源の日本を代表する都市祭礼の一つで、とくに豪華な懸想品で装飾された大型の鉾や山が京都市街を巡行する山鉾巡行は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
22日の後祭宵山では、巡行で曳く山を見学しただけでなく、学生らが実際に山に上がりその大きさを実感するなど貴重な体験を得ました。また、各山鉾町の会所では山を彩る幕類や彫り物細工を間近で見学することができ、学生らはその美しさに感嘆していました。
今回の現地見学会は、ひと月にわたる祇園祭のうちの2日間だけでしたが、24日の山鉾巡行では、多くの人々の注目を集めた約200年ぶりに復活した鷹山を見学することもでき、祇園祭にかける人々の熱い思いや、大勢の人たちの協力のもとで祭りが運営されていることを学ぶことができました。
「民俗学と現代社会」では、私たちの暮らしにおいて身近な存在である「祭り」をテーマに、現代社会における祭りの意義や、祭りの継承をめぐる現代的課題について学んでいます。講義でも取り上げた京都祇園祭は、平安時代に始まった祇園御霊会が起源の日本を代表する都市祭礼の一つで、とくに豪華な懸想品で装飾された大型の鉾や山が京都市街を巡行する山鉾巡行は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
22日の後祭宵山では、巡行で曳く山を見学しただけでなく、学生らが実際に山に上がりその大きさを実感するなど貴重な体験を得ました。また、各山鉾町の会所では山を彩る幕類や彫り物細工を間近で見学することができ、学生らはその美しさに感嘆していました。
今回の現地見学会は、ひと月にわたる祇園祭のうちの2日間だけでしたが、24日の山鉾巡行では、多くの人々の注目を集めた約200年ぶりに復活した鷹山を見学することもでき、祇園祭にかける人々の熱い思いや、大勢の人たちの協力のもとで祭りが運営されていることを学ぶことができました。
参加学生のコメント
- 清水 妃芳(考古学・民俗学研究コース3年・奈良育英)
- 土肥 大晟(考古学・民俗学研究コース3年・法隆寺国際)
- 小池 匠(考古学・民俗学研究コース3年・長野吉田)