幡鎌一弘教授が監修した『奈良史料叢書』第7巻が刊行されました。
奈良県が『奈良史料叢書』として『庁中漫録』の刊行を始めて、今回で7冊目になります。組織の変更や事業の見直しで、今回は奈良県立図書情報館から発行されることになりました。
第7巻は、「大和国著聞記」と題された、慶長・寛永の郷帳や大和国人郷士記、郡山から各地に向かう街道、そして奈良町の歴史を概略した冊子の5冊が翻刻されました。特に郷帳は、これまで地名辞典で必ずといってよいほど引用されてきた重要な史料です。翻刻されたことで、これまで以上に利用されることが期待されます。
今回で翻刻作業に一区切りをつけ、今後は、これまでの史料の索引を作成する予定になっています。(幡鎌一弘)
第7巻は、「大和国著聞記」と題された、慶長・寛永の郷帳や大和国人郷士記、郡山から各地に向かう街道、そして奈良町の歴史を概略した冊子の5冊が翻刻されました。特に郷帳は、これまで地名辞典で必ずといってよいほど引用されてきた重要な史料です。翻刻されたことで、これまで以上に利用されることが期待されます。
今回で翻刻作業に一区切りをつけ、今後は、これまでの史料の索引を作成する予定になっています。(幡鎌一弘)

