澤井 真 講師 著書『イスラームのアダム:人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流』が出版されました。

澤井 真(著)、2020年12月、慶應義塾大学出版会、本体4,500円+税、288頁。
最初に創造された人、アダムをめぐるイスラームの〈人間探究〉の系譜を辿る。ユダヤ・キリスト教にも共通し、イスラームでは神に創造された「最初の人間」であるだけでなく、「最初の預言者」として重要な存在である「アダム」。イスラーム神秘主義者、スーフィーたちは、アダムを人間存在の原型・理想として把捉し、「人間とは何か?」という実存的な問いを解明しようとした。これまで顧みられなかったイスラームの「アダム」に「人間学」の視点から迫る、画期的な研究。 なお、本書は天理大学出版助成(2020年)を受けて出版されたものである。
最初に創造された人、アダムをめぐるイスラームの〈人間探究〉の系譜を辿る。ユダヤ・キリスト教にも共通し、イスラームでは神に創造された「最初の人間」であるだけでなく、「最初の預言者」として重要な存在である「アダム」。イスラーム神秘主義者、スーフィーたちは、アダムを人間存在の原型・理想として把捉し、「人間とは何か?」という実存的な問いを解明しようとした。これまで顧みられなかったイスラームの「アダム」に「人間学」の視点から迫る、画期的な研究。 なお、本書は天理大学出版助成(2020年)を受けて出版されたものである。