本学科では、外国語を教室の中だけでなく、実際にその言語が使われている環境の中で学ぶ機会として、「海外語学実習」を実施しています。スペイン語の実習では、現地での語学学習に加え、ホームステイや各地での見学を通して、スペインの文化や社会を体験的に学ぶことができます。
今年度の海外語学実習は、2月16日から3月7日までの日程で行われました。参加した学生たちは日本を出発し、まずスペインの首都マドリードへ到着。その後、高速鉄道AVEでガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステラへ向かいました。
現地では、2週間にわたる集中スペイン語コースに参加しました。少人数で行われる授業では、文法や語彙だけでなく、会話や聞き取りなど、実際のコミュニケーションに必要な力を集中的に養います。また、滞在中はスペイン人家庭でホームステイを行い、日々の生活を通して、生きたスペイン語や現地の文化に直接ふれる貴重な経験を積みました。
研修後半には再びマドリードへ移動し、周辺都市の見学や文化体験を行いました。美術館や歴史的建造物、観光名所を訪れたほか、バルセロナへの日帰り旅行も実施され、ガウディの建築作品に実際にふれる機会にも恵まれました。語学学習が、歴史や芸術、地域文化への理解へと広がる充実した3週間となりました。




参加者の声
参加した学生たちも、それぞれに大きな学びを得たようです。
福森さん
「語学力だけではなく、精神面でも大きく成長することができました。言葉の壁を感じることもありましたが、充実した20日間を過ごすことができました」



上田さん
「6人の少人数クラスだったため発言する機会が多く、会話力が上がったと感じます。スペインには親切な人がとても多く、もう一度行きたいと思える国でした」



ジャガルさん
「教室での学習だけでは得られない多くの気づきがありました。現地で言語を使いながら生活することで、文化や考え方への理解も深まり、今後の学習への意欲がさらに高まりました」



海外語学実習の魅力は、単に海外で授業を受けることにとどまりません。現地の大学で学び、家庭で暮らし、街を歩き、人々と交流する中で、スペイン語が「学ぶ対象」から「自分を表現し、人とつながるためのことば」へと変わっていきます。 スペイン語や異文化に関心をもつ高校生にとって、本学科の海外語学実習は、自分の世界を大きく広げることのできる貴重な機会です。現地で学び、現地で暮らし、現地で感じる3週間は、大学での学びをより深く、より印象的なものにしてくれるはずです。
