【授業紹介:成人看護学-実技演習(2年生)】 2025.12.09 医療学部看護学科教育・研究社会連携受験生の方へ在学生の方へ在学生保護者の方へ受験生の保護者・高校教職員の方へ # 臨床判断# 看護学科# 授業紹介

「成人看護学」の授業では、成人期の対象を理解し、成長・発達および健康状態に応じた看護の基礎を学んでいます。今回、成人期の対象理解を深めるため、脊髄損傷を患い両下肢麻痺のある患者さんに対し、看護を実践する実技演習を行いました。演習では4年生が患者を演じました。事前学習では、「どのような観察が必要か」、「患者さんからどのような訴えがありそうか」を考え、イメージを膨らませて実技演習に臨みました。

いざ!演習開始です。
緊張しながら血圧測定
背中が痛い患者さんに対して安全に安楽に
「横向きになりましょう」
グループメンバーでの振り返り。
より良い看護をするためには?
患者役からのフィードバック
「優しい声かけ、丁寧で良かったよ」

思いがけない患者さんの反応に戸惑う場面もみられましたが、事前学習を活かして対応し、グループメンバーでより良い援助を検討したことで、患者さんに必要な看護を懸命に実践することができました。

2年生は「実際に看護をやってみる」ことによって、4年生は「実際に患者になってみる」ことによって多くの気づきが得られ、お互いに学び合う貴重な経験になりました。


執筆者(医療学部・看護学科  加藤 久代・助教)

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