外国語学科スペイン語コース特別講義 「語彙力と行動力が切り拓く未来」― 米田博美氏が受講生にエール 2025.05.02 国際学部外国語学科教育・研究6つのCONNECT卒業生とつながる # スペイン語コース

外国語学科スペイン語コースでは4月22日、本学に学ばれ、元駐日メキシコ合衆国大使館公式翻訳官として長年ご活躍された米田博美氏を講師に迎え、特別講義を開催しました。

講義では、米田氏が公式翻訳官として勤務された経験に触れ、業務内容に応じた多様な語彙を習得する必要があったことを紹介され、外国語を上達させるためには語彙力の向上が極めて重要であることを強調されました。

そのうえで、DELEスペイン語検定B1(中級レベル)において求められる語彙について、国際情勢、政治、経済、環境といった分野別リストや、接尾語に着目して整理したリストを用い、具体的に解説してくださいました。

また、大学生活を送るうえで大切な心構えについても、ご自身の経験や先人の言葉を引用しながら助言され、最後に「Si quieres hacer algo, puedes hacerlo.(成せば成る)」の言葉を紹介し、「これからは、それぞれの目標に向かって積極的に行動を起こすことが大切だ」と受講生にエールを送りました。

さらに当日は、本学卒業生の津崎貞夫氏(元松下電池工業海外営業部部長)も同席され、退職後もさまざまな媒体を活用しながらスペイン語学習を継続している様子を紹介されました。津崎氏は、「社会では公的な資格が求められる。専門的にスペイン語を学ぶ皆さんには、ぜひDELE B2(中上級レベル)への挑戦を期待したい」と受講生に向けて激励の言葉を述べられました。

講義終了後には、米田氏よりメキシコに関連するグッズや書籍などが学生に贈られ、会場は大いに盛り上がりました。受講生たちは、先輩方からの激励に応えようと、改めて学習意欲を高める機会となりました。

(国際学部外国語学科 野口茂・教授)

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