歴史文化学科では、4年間の学修の集大成として卒業論文に取り組んでいます。このたび、民俗学分野で卒業論文を書いた学生2名が、京都民俗学会主催(共催・日本民俗学会)の卒業論文報告会(3月2日 会場:京都外国語大学)で発表しました。京都民俗学会では、関西地方を中心に民俗学を学ぶ学生による卒業論文報告会を開催しており、天理大学からも毎年1~2名の学生が発表しています。


当日は、1年間かけて地道にフィールドワークを積み重ねた研究成果に対し、フロアから更なる研究の発展を期待する質問やコメントがなされました。参加した学生らにとっても、民俗学を学ぶ他大学の学生や教員との交流は、大いに刺激になったようです。来年度以降も卒業論文報告会への参加を一つの目標として、卒業論文に取り組んでいきたいと思います。なお、報告した学生の卒論要旨は、『日本民俗学』(日本民俗学会)および『京都民俗』(京都民俗学会)に後日掲載されます。
京都民俗学会 第16回卒業論文報告会 参加学生
- 遠藤竜峰「源九郎狐の研究―奈良県における伝承の展開―」
- 山村祐輝「寺院と町の地蔵盆―奈良町の事例を中心に―」
