天理大学卒業生のプロ野球選手による野球教室を開催 2025.01.21 クラブ・サークルクラブ関連ニュース地域社会とつながる卒業生とつながる

両選手と三幣監督および野球部学生たち

1月12日、天理大学白川野球場において、天理野球会主催の野球教室が現役のプロ野球選手を招いて開催されました。
プロ野球選手を招いての野球教室は、阪神タイガースの佐藤輝明選手と戸井零士選手(天理高校OB)を迎えて開催した令和6年の第1回に続き、今回で2回目の開催となります。今回は、2022年、ドラフトで千葉ロッテマリーンズから2位指名を受け、プロ野球選手として活躍している友杉篤輝選手(天理大学OB)と、同年、天理高等学校から阪神タイガースに入団した戸井零士選手が参加しました。

天理野球会は、中山大亮特別顧問の下、天理教教会本部の板倉知幸氏が代表をつとめ、本学硬式野球部が事務局を担当し、少年野球チームの天理コスモの他、天理中学校、天理高校(1部・2部)、天理大学の野球部が所属しています。
今回の野球教室には、天理市内の少年野球チーム「天理コスモ」をはじめとして、天理市内外から8つの少年野球チームの少年選手ら約150人が参加。友杉選手、戸井選手の他、本学硬式野球部員が少年たちの野球指導にあたりました。

開会式では、天理高校バトントワリング部とバトンチームAllegrosの子どもたちが歓迎のダンスを披露しました。

天理高校バトントワリング部とバトンチームAllegros
天理高校バトントワリング部とバトンチームAllegros

また、野球教室の開会には中山大亮特別顧問が開会の挨拶と記念の始球式を行いました。

中山大亮特別顧問 挨拶
中山大亮特別顧問 始球式

野球教室は、まず、準備運動から始まり、その後、キャッチボール、守備練習、ティーバッティングと基本的な練習メニューを約2時間行いました。

練習を指導する友杉選手
練習を指導する野球部員

練習の後には、友杉選手と戸井選手への質問会が設けられ、野球がうまくなるコツなどについての質疑応答が行われました。
また、記念品とサインのプレゼントがあたるジャンケン大会も行われ、サイン色紙のほか、バットなどの野球道具に両選手がサインをして子どもたちにプレゼントしました。

友杉選手と戸井選手への質問会
子どもたちへのプレゼント

天理野球会では、現役選手と直接触れ合うことで、少年野球に取り組む子どもたちと、日々子どもたちの野球をサポートする保護者にとっても大きな励みになるのではないかとの思いから、この度の野球教室を企画しました。今後も天理スポーツを代表する一つである野球を通して、地域の子どもたちや企業と連携しつつ、地域社会に恩返しをしたいと考えています。

三幣寛志監督のコメント

硬式野球部員の多くも少年時代から大学まで野球を通して多くの方のお世話になり、野球を通して育てていただいています。それをよく思案して、野球に関わる人々への感謝と恩返しの気持ちをもって子どもたちの指導にあたってもらいたいと伝えています。また友杉選手は本学野球部のOBとして、また野手としてプロ球団で活躍している貴重な先輩ですが、彼にも同様に恩返しの思いで母校での野球教室に参加してもらえるようお願いしました。本当にたくさんの子どもたちと親御さんに喜んでいただけましたし、我々も野球を通して子どもたちの健全育成に貢献できたことを本当にありがたくと思っています。

杉下海生主将(体育学科3年・天理)のコメント

自分にとって、今日の野球教室に参加くださった戸井選手は高校の後輩で、友杉選手は大学の先輩になります。二人とも自分と凄く仲良くしてくださった方で、プロでプレーをしている動画などをよく拝見しています。プロ野球選手として活躍されているお二人の姿を天理大学硬式野球部の部員や、今日の野球教室に来てくださった多くの方々が見ることができて、本当に良かったと思いますし、自分も凄く幸せな思いになれました。

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