異文化体験活動2 臨地見学4 2025.01.15 国際学部日本学科(留学生対象)学生生活

【テーマ】自己の地域、民族文化に対する他者の位置づけ/表象を知る
【実施日】2025年1月12日13:00〜16:30

2024年度の異文化体験活動Ⅱの最後となる今回の臨地見学は、大阪の万博記念公園内にある国立民族学博物館で展示見学をおこないました。1977年に開館した国立民族学博物館は、文化人類学・民族学の研究拠点であり、博物館資料(モノ)や情報を収集・研究をおこない、その成果を展示や情報公開を続けてきたといいます。2017年に全面改装された展示室は、地域展示と通文化展示からなり、日本における世界文化への窓口として開館50周年を迎えました。

異文化体験とは、自己とは異なる文化や他者にふれ、文化なるものの本質や、多文化共生を考える機会なのでしょう。しかし、他者にふれることは、それとともに自己とは何か、自身の地域や民族文化の特徴とは何かということを問う営みでもあると思います。


本学科で日本語や日本文化について学ぶ留学生たちは、はたして、自分たちの地域や文化、歴史をどこまで、客観的に語れるのでしょうか。

さて、参加した学生は民族展示を見て、何を感じ取ったのでしょうか?

                       日本学科(留学生対象) 講師 長谷川 奨悟

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