歴史学研究コース 2019年4月新設
新着情報
- 2021.01.22
【歴史文化学科 歴史学研究コース】歴史学実習を実施しました。
- 2021.01.18
- 【教職員のメディア出演・講演情報】奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」に幡鎌一弘教授が出演します(2021/1/20)
- 2021.01.12
- 【歴史文化学科】歴史文化学科で学びましょう④(小暮実徳)
- 2021.01.08
- 【歴史文化学科】歴史文化学科で学びましょう③(橋本英将)
- 2021.01.07
- 【歴史文化学科】歴史文化学科で学びましょう②(黒岩康博)
- 2021.01.06
- 【教職員のメディア出演・講演情報】天野忠幸 准教授の解説がWEB歴史街道『松永久秀は教養の高い知略家だった?…最新研究で見えてくる「梟雄の真相」』にて掲載されました。
- 2021.01.06
- 【歴史文化学科】歴史文化学科で学びましょう①(松岡 薫)
- 2021.01.06
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】谷井陽子教授が寄稿した論文集『天下·明清法律与社会变迁』が刊行されました。
- 2020.12.24
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】『月刊大和路ならら』の連載「新大和人物志」に天野忠幸准教授が寄稿しました。
- 2020.12.21
- 【教職員のメディア出演・講演情報】天野忠幸 准教授のインタビュー記事がnote奈良新聞公式『【特集】松永久秀の実像』に掲載されました。
- 2020.12.15
- 【教職員のメディア出演・講演情報】奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」に幡鎌一弘教授が出演します(2020/12/23)
- 2020.12.09
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】学生生活の今 2年次生の声②
- 2020.12.04
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】『月刊大和路ならら』の連載「新大和人物志」に谷山正道元教授が寄稿しました。
- 2020.12.03
- 【歴史文化学科】学生生活の今 1年次生の声③
- 2020.12.02
- 【歴史文化学科】学生生活の今 1年次生の声②
- 2020.12.01
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】『歴史学専攻だより』から(卒業生の声②)
- 2020.11.30
- 【歴史文化学科】学生生活の今 1年次生の声①
- 2020.11.27
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】『歴史学専攻だより』から(卒業生の声①)
- 2020.11.26
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】学生生活の今 2年次生の声①
- 2020.11.19
- 【教職員のメディア出演・講演情報】NHKラジオ「筒井順慶と明智光秀」にて天野忠幸 准教授の講演が放送されます(2020/12/6)

あなたの「なぜ?」が歴史を変える!
歴史学は、史料・資料から過去の出来事を学び、そのエッセンスを今に、そして将来に生かしていく学問です。では、歴史学研究コースではどんなことを学ぶのでしょうか。
たとえば、最近の卒業論文からみてみると…
関ヶ原合戦のとき、なぜ毛利輝元は大坂城から出なかったのだろう?
太平洋戦争中、宝塚歌劇はなにを上演していたのだろう?
19世紀、最盛期のイギリスの労働者はどんな生活をしていたのだろう? etc.
テーマは千差万別。それは、みなさんの「なに?」「なぜ?」にあるからです。自分の感じた疑問に答えるためには、これまでの研究を理解し、新たに史料を読む力をつけなければなりません。ここから、学問として本当の「なぜ?」が生まれます。あなたの「なぜ?」が歴史の見方を大きく変えるかもしれません。
史料というタイムカプセルをあけて、歴史の謎解きの旅に出かけてみませんか。
コースの特徴
近世がわかれば世界の今がわかる?!
東洋史・西洋史・日本史のスタッフがみなさんの研究テーマをナビゲートします。日本史・東洋史・西洋史ともに、近代を準備した時代としての近世史を重視しています。長い戦国の世を克服して豊かな産業・文化を育てた江戸の日本。はやく科学技術が成熟したヨーロッパ。広大な領域を支配する大帝国が栄えた中国。現代社会で起こっている問題の根を掘っていけば、必ず顔を出すこの時代を、広く見渡して勉強することが可能です。
奈良の地域を学ぶ
日本史では、本学の立地する奈良県(大和国)の歴史にスポットを当てています。奈良県の歴史を深めている日本中世史・近世史・近代史の3人の教員が、最新の研究成果を携えてみなさんをお待ちしています。
奈良県には近世以降の文書が数多く残されています。「日本近世史料実習」を開講し、古文書解読のスキルを高め、古文書の取り扱い能力を生かして資料館などの専門職員として活躍できる人材の育成に力を入れています。
カリキュラム
近世史を中心とした歴史の授業
本研究コースでは、近世史を重視するという方針から、日本史では「日本近世史料実習」1~4を設けています。東洋史・西洋史の分野でも、研究・史料講読・演習の各科目で、日本の近世に当たる時代の歴史を中心に授業を行っています。
日本史・東洋史・西洋史とも、自分で原史料が読めるようになるために史料講読の科目を複数設けていますが、日本史では特に文書史料の解読と取扱いについて深く学べるようにしています。
さらに、一国の歴史を見るだけに止まらず、グローバルな視野をもって歴史を見る目を養うため、「文化交流史の研究」1・2を開講しています。
履修の流れ
1年次で歴史文化の幅広い知識を身につけたのち、2年次に研究コースに分かれ、それぞれ学びたい分野(日本史・東洋史・西洋史)を選択します。配当の専攻科目から、当該分野の講義として、「日本中世史の研究」や「東アジア史の研究」などを、史料講読としては、「日本近世史料の講読」「西洋近代史料の講読」などを選びます(2~3年次配当、主に2年次)。
3年次では卒業論文をみすえた演習科目(たとえば「日本近代史演習」や「西洋近代史演習」)を履修します。
4年次に「卒業論文演習」を受講します。卒業論文は、4年間の学習の集大成で、充実した論文になるよう専任教員の指導を受けます。 日本近世史料実習

「古文書を取り扱える専門家の育成」を目標にした授業を、段階的な内容で実施。くずし字の読解を、実際の古文書を用いて習得します。また、古文書の取り扱いや目録作成の方法についても学びます。
文化交流史の研究

一国のみではなく、複数の国や地域を含む広い領域で歴史の動きをとらえます。たとえば、ユーラシア大陸の東西を結ぶ交通と交易の発展、欧米諸国のアジア進出などが、世界に与えてきた影響を探ります。