歴史学研究コース
新着情報
- 2023.05.31
【歴史文化学科 歴史学研究コース】『ビブリア』159号に歴史文化学科幡鎌一弘教授が寄稿しました。
- 2023.05.30
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】『月刊大和路ならら』の連載「新大和人物志」に幡鎌一弘教授が寄稿しました。
- 2023.05.10
- 【教職員のメディア出演・講演情報】天野忠幸教授が読売新聞「日本史アップデート」にコメントしました。
- 2023.04.27
- 【教職員のメディア出演・講演情報】天野忠幸教授が日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」に取材協力しました。
- 2023.04.26
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】『月刊大和路ならら』に歴史文化学科黒岩康博准教授が寄稿しました。
- 2023.04.25
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】新歓遠足を行いました。
- 2023.04.21
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】日本近世史料実習を通して附属天理図書館の史料整理に協力しました。
- 2023.04.17
- 【文学部】もっと知りたい! 奈良のフトコロ — 文学・歴史、再発見 — @奈良まほろば館
- 2023.04.11
- 【歴史文化学科考古学・民俗学研究コース】本学学生が「奈良県無形民俗文化財交流・研修会」の運営と報告書刊行に協力
- 2023.04.11
- 【歴史文化学科】幡鎌一弘教授が監修した史料集が2点刊行されました。
- 2023.04.07
- 【歴史文化学科】『天理市文化財調査年報』に歴史文化学科の教員が執筆しました。
- 2023.04.05
- 【歴史文化学科】2023年度の新入生を迎えました。
- 2023.03.29
- 【歴史文化学科考古学・民俗学研究コース】京都民俗学会第14回卒業論文報告会で本学学生が発表しました
- 2023.03.24
- 【歴史文化学科 国文学国語学科】『月刊大和路ならら』に歴史文化学科天野忠幸准教授・国文学国語学科西野由紀教授が寄稿しました。
- 2023.03.22
- 【教職員のメディア出演・講演情報】天野忠幸准教授がNHKBSプレミアム「最新研究!歴史フロンティア令和の新発見ランキング」に出演します。(2023/03/25)
- 2023.03.22
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】「先輩や同級生、先生方の力添え」(卒業生メッセージ②)
- 2023.03.20
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】古文書調査報告書を刊行しました。
- 2023.03.20
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】「困っている人に手を差し伸べる活動を」(卒業生メッセージ①)
- 2023.03.15
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】卒業生からのメッセージ(30周年に寄せて⑥)
- 2023.03.15
- 【歴史文化学科 歴史学研究コース】卒業生からのメッセージ(30周年に寄せて⑤)

あなたの「なぜ?」が歴史を変える!
歴史学は、史料・資料から過去の出来事を学び、そのエッセンスを今に、そして将来に生かしていく学問です。では、歴史学研究コースではどんなことを学ぶのでしょうか。
たとえば、最近の卒業論文からみてみると…
関ヶ原合戦のとき、なぜ毛利輝元は大坂城から出なかったのだろう?
太平洋戦争中、宝塚歌劇はなにを上演していたのだろう?
19世紀、最盛期のイギリスの労働者はどんな生活をしていたのだろう? etc.
テーマは千差万別。それは、みなさんの「なに?」「なぜ?」にあるからです。自分の感じた疑問に答えるためには、これまでの研究を理解し、新たに史料を読む力をつけなければなりません。ここから、学問として本当の「なぜ?」が生まれます。あなたの「なぜ?」が歴史の見方を大きく変えるかもしれません。
史料というタイムカプセルをあけて、歴史の謎解きの旅に出かけてみませんか。
コースの特徴
近世がわかれば世界の今がわかる?!
東洋史・西洋史・日本史のスタッフがみなさんの研究テーマをナビゲートします。日本史・東洋史・西洋史ともに、近代を準備した時代としての近世史を重視しています。長い戦国の世を克服して豊かな産業・文化を育てた江戸の日本。はやく科学技術が成熟したヨーロッパ。広大な領域を支配する大帝国が栄えた中国。現代社会で起こっている問題の根を掘っていけば、必ず顔を出すこの時代を、広く見渡して勉強することが可能です。
奈良の地域を学ぶ
日本史では、本学の立地する奈良県(大和国)の歴史にスポットを当てています。奈良県の歴史を深めている日本中世史・近世史・近代史の3人の教員が、最新の研究成果を携えてみなさんをお待ちしています。
奈良県には近世以降の文書が数多く残されています。「日本近世史料実習」を開講し、古文書解読のスキルを高め、古文書の取り扱い能力を生かして資料館などの専門職員として活躍できる人材の育成に力を入れています。
カリキュラム
近世史を中心とした歴史の授業
本研究コースでは、近世史を重視するという方針から、日本史では「日本近世史料実習」1~4を設けています。東洋史・西洋史の分野でも、研究・史料講読・演習の各科目で、日本の近世に当たる時代の歴史を中心に授業を行っています。
日本史・東洋史・西洋史とも、自分で原史料が読めるようになるために史料講読の科目を複数設けていますが、日本史では特に文書史料の解読と取扱いについて深く学べるようにしています。
さらに、一国の歴史を見るだけに止まらず、グローバルな視野をもって歴史を見る目を養うため、「文化交流史の研究」1・2を開講しています。
履修の流れ
1年次で歴史文化の幅広い知識を身につけたのち、2年次に研究コースに分かれ、それぞれ学びたい分野(日本史・東洋史・西洋史)を選択します。配当の専攻科目から、当該分野の講義として、「日本中世史の研究」や「東アジア史の研究」などを、史料講読としては、「日本近世史料の講読」「西洋近代史料の講読」などを選びます(2~3年次配当、主に2年次)。
3年次では卒業論文をみすえた演習科目(たとえば「日本近代史演習」や「西洋近代史演習」)を履修します。
4年次に「卒業論文演習」を受講します。卒業論文は、4年間の学習の集大成で、充実した論文になるよう指導を受けます。 関連記事
日本近世史料実習

「古文書を取り扱える専門家の育成」を目標にした授業を、段階的な内容で実施。くずし字の読解を、実際の古文書を用いて習得します。また、古文書の取り扱いや目録作成の方法についても学びます。
文化交流史の研究

一国のみではなく、複数の国や地域を含む広い領域で歴史の動きをとらえます。たとえば、ユーラシア大陸の東西を結ぶ交通と交易の発展、欧米諸国のアジア進出などが、世界に与えてきた影響を探ります。