
天理大学中国語学科では毎年夏、中国語圏の地域に約3週間滞在し、現地で言葉や文化を学ぶ「海外語学実習」を実施しています。
これは本学科の必修科目として設定されている授業で、今年も中国語学科2年次生9名の学生が2026年8月3日に台湾へ出発しました。
台湾の桃園国際空港では、交流締結校の中国文化大学日本語文学系(日本語学科)の先生や学生さんたちが出迎えてくれました。
中国文化大学の学生さんたちは「小老師」として、日本人学生たちと同じ学生寮で生活をともにし、実習期間中を通して学生たちのサポートをしてくださいます。

実習のプログラムは約20日間、台北市陽明山にある中国文化大学で中国語や中華文化に関するレクチャーを受けるとともに、体験型のプログラムとして、京劇面や原住民アクセサリー、台湾名物パイナップルケーキなどを作成し、身をもって台湾文化を学びました。また、「校外学習」では九份などの台湾の街に出かけ、今の台湾社会を肌で感じる体験をしました。



今回は中国文化大学での実習終了後に、台湾東北部の町である宜蘭へバス旅行を行いました。アジアで著名な童話作家ジミーリャオの作品が等身大になって展示された公演や、宜蘭の歴史がわかる「蘭陽博物館」、台湾の伝統芸能に触れられる「伝統芸術センター」で、台北とは趣きの異なる台湾を満喫しました。さらに台北にもどり、「総統府」「二二八記念館」「国立台湾博物館」を参観し、台湾の歴史や文化をより深く知ることができました。また、「台北戯棚」(台北劇場)では京劇(中国の伝統的オペラ芸術)を鑑賞し、中国伝統芸術を満喫いたしました。



実習期間を通して、学生たちは中国語を使ってコミュニケーションをはかり、事前に調べた台湾社会や文化に関する知識を基に、さらに見聞をひろげ、貴重な経験を得ることができました。
天理大学中国語学科では、キャンパスで学んだ語学力や知識を活かし、現地の人々と親密な交流を図るとともに、より深く現地の社会・文化を理解し、留学に向けた貴重な経験を得られるように、この「語学実習」をこれからも大切な科目としてまいります。
