フィールドワークを通して児童福祉の現場を学ぶ
社会福祉学科の1年生が受講する「児童福祉論」では、児童福祉について教室で学ぶだけでなく、天理市内の学童保育でのボランティア活動などを通して、現場で体験的に学ぶことを大切にしています。
春学期の全15回の授業の集大成として、「フィールドワーク報告会」を開催しました。
天理市内の14団体にグループに分かれてインタビューやボランティア
今年度は、学生が3~4名のグループに分かれ、天理市内の児童福祉・子育て支援に関わる14か所の施設・団体を訪問しました。施設見学に加え、運営の目的や活動内容、子どもや保護者への支援に対する思いなどをインタビューしたり、ボランティア体験をさせていただいたりしながら、地域における児童福祉の実践について学びました。
報告会では、各グループが現地で見学した内容やインタビューを通して学んだこと、活動に参加して気づいたことなどを発表しました。受講生は、お互いの報告に熱心に耳を傾け、自分たちが訪問していない施設についても理解を深めることができました。




学生の感想
「実際に子ども食堂の運営をしている方にインタビューをして、どのように運営しているかや、大切にしていることがわかった。質問をしたことで自分たちが知りたかったことや、もっと詳しいところまで聞くことができたので、質問をすることは大切だなと思った。実際に現場へ行くことで、教科書だけでは分からないことを体験的に学ぶことができた」
「天理市という比較的小さな街に、こんなにも福祉の施設があるのは知らなかったです。また、同じ福祉の施設でも、行政がやっている施設や、一般社団法人、NPO、社会福祉法人、民間企業、宗教団体など多くの団体の様々な特色を知ることが出来て良かったです。また、発表する経験は社会に出た時に非常に役立つと思うので、良い経験になりました。」
「それぞれが見学してきた施設は、目的は少しずつ違っていたが共通することも多かった。地域の居場所をつくること、子どもだけでなく保護者の支援や相談できる場を提供することなど、実際に行っている支援方法は違っていても目指していることは同じなんだなと思った。」
今回のフィールドワークを通して、学生たちは地域に根ざした児童福祉・子育て支援の実践を学び、社会福祉専門職として必要な視点や姿勢について理解を深めることができました。
ご多忙の中、見学やインタビュー、ボランティア体験の受け入れにご協力いただきました各施設・団体の皆さまに、心より感謝申し上げます。