
国際学部国際文化学科の1年次生必修科目「多文化共生入門ゼミナール1」の授業として、6月22日、情報ライブラリー2階Uテラスにおいて、本学で学ぶ短期留学生6名を招いた「交流インタビュー」を実施しました。
「多文化共生入門ゼミナール1」は、学生たちが将来社会で活躍するうえで必要となる多文化共生に関する知識や技能、態度を身につけることを目的とした授業です。ゼミ(演習)形式で行われる授業では、さまざまな課題に取り組みながら、多様な文化や価値観を理解し、他者と協働する力を養っています。
これまでの授業では、「文化とは何か」を考察したほか、統計資料の読み取りを通じて信頼できる情報を見極めるための学習にも取り組んできました。今回の交流インタビューは、その学びを実践につなげる機会として実施されたものです。
当日は、韓国、台湾、キルギス、フランス、タイ、インドネシアからの短期留学生6名が参加。国際文化学科の学生は6つのグループに分かれ、それぞれのグループに留学生が1名ずつ加わりました。
自己紹介の後、学生たちは事前に考えた「多文化共生」に関する質問項目をもとにインタビューを行いました。「日本のごみの分別についてどう感じたか」「日本の物価についてどのような印象を持っているか」など、生活や文化に関するさまざまな質問が寄せられ、留学生たちは学習中の日本語で丁寧に回答しました。
インタビューでは、学生たちが積極的に質問を重ねるとともに、相手の話に耳を傾けようとする姿が見られました。異なる文化的背景を持つ同世代の学生と直接対話することで、互いの文化や価値観への理解を深める貴重な機会となりました。
授業終了後には、在学生から「楽しくてあっという間だった」「直接いろいろな話を聞くことができて良い経験になった」といった感想が聞かれました。また、留学生からは「自分の国の文化や生活について話すだけでなく、日本の文化や生活についても知ることができた」といった感想が寄せられ、双方向のコミュニケーションが活発に行われました。交流を終えた学生たちは留学生と記念写真を撮るなど、和やかな雰囲気の中で親睦を深めていました。




学生たちは次回の授業で、今回のインタビューを通して得た内容をもとに学内における多文化共生の現状について考察し、グループごとに発表を行う予定です。
学生コメント

小崎 空さん(国際学部国際文化学科1年次生・加藤学園高校出身)
楊さんから台湾の魅力について話を聞き、実際に行ってみたいと思いました。今回の授業で学んだことを、これからの学びに活かしていきたいです。
留学生コメント
楊 承榕さん(短期留学生)
今日のこの授業を通して、日本人の学生さんからいろんな事を教えてもらえて嬉しかったです。またこういう機会があれば参加したいと思います。
担当教員コメント
中祢勝美 国際文化学科教授
今年度はオリエンテーションを丁寧に実施し、国際文化学科でどのようなことを学ぶのか、また履修方法についても説明しました。さらに、同じクラスの仲間同士で積極的に交流することを意識して授業を進めてきました。その成果もあり、今回の交流インタビューでは、学生たちが非常に良い雰囲気の中で積極的に取り組んでいる姿が印象的でした。
学生たちは自分の言葉で質問し、留学生たちも積極的に会話に参加してくれました。外国の人と実際にコミュニケーションをとった経験は、将来に向けた大きな財産になると思います。相手と双方向で対話することで興味や関心がさらに広がっていきます。こうした気持ちを今後も大切にしてほしいと思います。