
天理大学国際交流センター室は、2026年度「留学フェア」を体育学部キャンパス(5月13日)および杣之内キャンパス(5月20日)において開催しました。
本フェアは全学部・全学年の学生を対象に実施されたもので、体育学部キャンパスでは今年度が初開催となりました。両キャンパスを合わせて約100名の学生が参加し、留学経験者や国際参加プロジェクト経験者の学生がスタッフとして運営を支えました。
留学経験者による体験発表
最初に登壇したのは、カナダのリジャイナ大学に半年間交換留学した鍋山和子さん(外国語学科英米語専攻4年次生・天理教校学園高校出身)。
鍋山さんは留学にかかる費用や事前準備について具体的に紹介し、自身が飛行機に乗った経験がなく不安な思いをしたことから「渡航前に一度飛行機に乗っておくと安心」といった実践的な助言を述べました。
また、「学業・留学試験の勉強とアルバイトの両立は本当に大変だと思うけど、将来の自分への投資になるので頑張ってほしい」と参加者にエールを送りました。さらに、「語学力向上に加え、予期せぬ出来事を乗り越えることで自信がついた。留学は人生を豊かにしてくれる経験」と語りました。

続いて、韓国の韓国外国語大学校に留学した井谷咲多さん(外国語学科韓国・朝鮮語専攻4年次生・京都府立久御山高校出身)が登壇。
井谷さんは、日本との履修登録の違いや、現地での学びについて紹介しました。特に、サークル活動への参加や各種コンテストへの挑戦を通じて現地学生との交流を深めた経験を共有し、「留学を経験して後悔した人に出会ったことがない。少しでも興味があればぜひ挑戦してほしい」と呼びかけました。

鍋山さんと井谷さんは、大学の奨学金制度の充実が大きな支えとなったことにも触れ、「留学は語学力の向上だけでなく多面的な成長につながる」と強調しました。
国際プログラム参加者による発表
「国際スポーツ交流実習」に2度参加した谷村真弥さん(体育学科4年次生・奈良県立奈良北高校出身)が、ドイツでの実習についてスライドや動画を用いて紹介しました。
谷村さんは、「スポーツを通じて言語の壁を越えたつながりを実感できた」と語り、現地に本学卒業生がいることや、多様な種目を体験できる点も魅力として挙げました。
続いて、1年次の夏季休暇中に「国際参加プロジェクト」に参加した谷川亮輔さん(英米語学科2年次生・関西大学北陽高校出身)が登壇。
谷川さんは、タイで実施した教育支援や交流活動の様子を、動画などを交えて分かりやすく紹介したほか、今年度は新たにキルギスでの活動が予定されていることも説明しました。
谷村さんと谷川さんは、「これらのプログラムには教職員が同行するため、海外が初めての学生でも安心して参加できる」と、その魅力を伝えました。


留学制度の説明と個別相談
国際交流センター室職員が本学の留学制度について、“協定校の多さ”や、“留学奨学金の受給率が100%”であること、“全学生に多様な挑戦のチャンス”が開かれていることを紹介しました。
また、「交換留学」「認定留学」「ふるさと会海外研修」「国際参加プロジェクト」「国際スポーツ交流実習」それぞれの特徴や、現在募集中のプログラムについても説明が行われました。
全プログラム終了後には、言語別・プログラム別の相談ブースが設けられ、参加者は留学経験のある学生や教職員、各言語の教員と直接交流しました。参加者は積極的に質問を行い、留学準備に関する悩みを相談するなど、留学への理解を深める貴重な機会となりました。




参加学生コメント
- 実際の体験談が聞けて、早く留学に行きたい気持ちになりました。プレゼンがみなさんとても上手だったので、端的で聞きやすくメモも取りやすかったです。
- 留学体験をした先輩からの経験や感想を直接聞けて、さらに留学制度についても詳しく知ることが出来たので良かったです。すごく良い経験になったので、定期的に留学体験についてのイベントを実施してほしいです!
- 天理大学の公式サイトでは見られない留学の費用や留学試験の詳細について聞くことができました。留学へのモチベーションが上がりました。
国際交流センター室職員コメント
体育学部・杣之内の両キャンパスで実施した今回の留学フェア。次回はぜひ、別所キャンパスの皆さんにもこの熱気をお届けしたいと考えています!
学部・学科に関係なく、誰にでも世界への扉が開かれているのが天理大学の強みです。フェアという機会を通じて、学生たちが海外とつながる。そして、一歩先を歩む「先輩」とこれから挑戦する「後輩」がつながる。そんな「つながり」が生まれる場所を、継続して作っていきます。