第11回 国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会
2013年度より開催している「国語科教員をめざす学生と現役教員との交流会」では、中学校・高等学校の現役教員として活躍する当学科の卒業生に来学いただいています。
今年度は10月21日に、奈良県立添上高等学校校長の森村祐三子先生を講師としておむかえし、開催しました。

奈良県教育委員会や文部科学省でおつとめのご経験もある森村先生は、事前に聴取した学生からの質問に回答するかたちでお話しくださいました。

聴講した学生からは、「次年度の教育実習にむけて、実習中の注意点など、幅広くお話しを聞くことができてよかったです」(KMさん)「授業をおこなうコツとして、最初に目標を明確にすることや、友達同士で教え合うこと、生徒に発表してもらう時の生徒の当て方など、非常に参考になりました」(MJさん)「生徒指導の場面では、慎重な観察と教員同士の連携が必要だということがわかりました」(OMさん)といった感想が寄せられました。
森村先生の実績にもとづくお話しをしっかりと受けとめ、学生のみなさんが教員をめざして頑張ってくれることを願います。
天理大学国文学国語学科では、今後も国語科教員をめざす学生たちを全力で支援していきます。
(人文学部国文学国語学科教授 西野由紀)