宗教学科ってどんなとこ?:学科紹介
天理大学の宗教学科は、他の大学にはないユニークなところをたくさん持っています。なにがユニークなのか。まずは学科紹介をご覧ください。
①天理大学図書館に重要文化財!?─きりしたんから考える信教の自由
まずミニ講義一つ目は、東馬場郁生先生によるキリシタンのお話。戦国時代末期、日本に伝えられたキリスト教(カトリック)。その信仰が明治時代に認可されるまで、キリシタンはちょっとここには書けないような厳しい扱いをされました。そんなキリシタンに関する資料が、天理大学図書館にはたくさんあって、なんと国の重要文化財に指定されています。
なんで?天理に?キリスト教の?貴重資料が? 私たちが信教の自由について知っておくべきこととは?
②あなたの知らない学問─「天理教学」ってなに?
日本にも、世界にも、大学はたくさんありますが、天理大学の宗教学科には、世界中のどこの大学を探してもみつからない、ここにしかない学びがあります。その一つは、天理教学についての学びです。岡田正彦先生による「天理教学」のお話、ちょっと覗いてみてください。
③モスクになったパチンコ店─劇的ビフォーアフター
今、日本でも世界でもどんどんと存在感を増しているイスラーム教。イスラーム教の研究者でもある澤井真先生が、日本でイスラーム教がどのように拡大しつつあるかについて、「日本型モスク」を紹介しながら解説します。
④天理教を知ると「悩み」が多くなる?
人は生きていると、悩みが尽きないものです。親には親の悩み、子には子の悩みがあるように、その人の立場や視点によって、悩み方は違ってきます。では、天理教を知ったら、悩みはどうなるのか・・・。深谷耕治先生と考えてみましょう。
⑤神社が宗教になった日
日本では、どこにいってもある神社。全国に約8万の神社があります。実は、この神社、第二次大戦後に「宗教」となりました。神社ってそもそも宗教なの? じゃあ、それ以前はなんだったの? なんでそんな変化があったの? そんな疑問を、澤井治郎先生が解きほぐします。