今年の桜は、一気に咲いて、一気に散ってしまったように感じます。
何もかもがあっという間です。
ここ数年、私は教え子に助けられています。
実習指導者であるAさん、病棟管理者のBさん、訪問看護ステーション管理者のCさんは、臨地実習の場を提供してくださり、実習指導をしていただいています。起業してコミュニティナースとして活動しているDさんは、講師として講義をしてくださいます。
「あの時の、あの子達が、こんなにも頼もしく、凛々しくなって・・・」と感じます。皆さん、学生時代に多くの悩みを抱え、看護師になってもまだまだ悩み、自分の看護は何か、いったい自分は何をしたいのか、自身のキャリアに不安を抱いていました。
病院で看護師として働き続け、または訪問看護師として、コミュニティナースとして新たな道を開拓される、そのパワーに圧倒されます。そして教え子に教わることが、何より嬉しくなります。
悩み、迷った日々があるほどに、人はたくましくなるのでしょうか。
新しい時代を切り開いていく方々に、少しでもお力になれたらと思います。
文責:医療学部 看護学科 梶谷薫 助教
地域・在宅看護学領域