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国際学部

国際学部 学部長から皆さんへ

国際学部 学部長 山本 和行 教授

天理大学国際学部は、1925年の天理外国語学校開校以来の伝統を持つ外国語教育を今に受け継ぎ、日本社会や国際社会の大きな変化に対応しながら、国内外で活躍する多くの人々を育ててきました。
 
1925年に天理外国語学校が設立された際、これからここでどのような教育をおこなっていくかということに関する方針をまとめた文書があります。ここには、以下のように書かれています。
 
「教義と語学とが、本校教育の二大要点であって、布教の実習として、疾病に対する諭しや、教話講演等を外国語を以て語らせ、日の寄進に依って信仰の真味を体験せしめ、又是等の補助学科として、各国の近代史や人情風俗を知る地理等を配して、外国の事情を明かにし、特に気候風土を異にした海外の布教は、剛健なる思想と体躯の所有者でなければ終局の成果を挙ぐる事は出来ないから、之を鍛錬する為に、各般の体育をも施す考へである」
 
天理大学の外国語教育というと、ここに書かれている「二大要点」、つまり「教義」という宗教的な教えと、「語学」という外国語を教える教育ばかりが注目されがちです。ですが、ここで述べられているのはそれだけではなく、「剛健なる思想と体躯の所有者」を育てること、つまり、総合的な人格形成のための教育をおこない、日本および国際社会で活躍する人物を育てるということが掲げられています。
 
戦後は1949年に新制天理大学が開設され、各言語の教育課程は文学部、外国語学部、国際文化学部、国際学部と大きな改編過程を幾度も経験しました。そうしたなかにあって、わたしたちは上記の方針を受け継ぎ、総合的で豊かな教養に裏打ちされた教義への深い理解と語学力のあくなき向上を目指して教育をおこなってきました。そうした教育方針のもと、本学の理念である「宗教性」「国際性」「貢献性」を身につけた卒業生を多く輩出してきました。
 
これからも時代の変化に臆することなく立ち向かい、多くの人々に貢献することのできる確かな力を育むことができる学部でありたいと考えています。
 
みなさん、ともに学んでいきましょう!

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