韓国・朝鮮語専攻

卒業生からのメッセージ

國井信男さん(大韓民国 日本大使館勤務)

みなさん、こんにちは。私は現在、在外公館派遣員という制度で、ソウルの日本大使館に勤務しています。

近年、韓流ブームに代表される文化的な交流はますます盛んになり、韓国は大変身近な隣国となっています。毎年日本からは300万人を超える人々が韓国を訪れ、各分野での両国の交流は深まる一方です。在外公館派遣員は、大使館の庶務業務の一端を担う「縁の下の力持ち」として、日本の外交を支えています。

私は、以前から「韓国語を専攻するのだから、一度は韓国で働いてみたい」と思っていました。今は、その夢が叶い、「さぁ韓国で働く夢は叶った。次の目標や夢に向けてスタートだ!」という気持ちで、ソウルで仕事をしています。

私は、韓国と関わる楽しさや、外国語を学ぶ楽しさは、天理大学で学んだと思っています。私が思う天理大学の良さは、カリキュラムも充実していることはさることながら、やはり皆が学科内にとどまらず仲が良く、学内全体がほんわかした雰囲気で、外国語で演劇をする文化祭の語劇やインターナショナルキャンプなどの課外活動が専攻と密接に関係しているところだと思います。

課外活動においては、「友達」というヨコのつながり以外にも「先生」や「先輩・後輩」といったタテのつながりも重要になります。この「タテ」のつながりが、社会に出た時に大変プラスの力になります。また、「ヨコ」のつながりも人生の財産になります。2回生の文化祭で、韓国のノンバーバルパフォーマンスのひとつを発表した時は、まったく初めてのことに挑戦し、短期間のハードな練習をやり抜いて、満足のいく結果を残せた達成感とともに、発表に取り組んだ先輩や友達との絆が深まりました。

また、3回生の文化祭では、学科で中心になる学年としてダンスパフォーマンスや灯篭作成、展示企画などに取り組み、友達の家に泊まり込みで合宿したり、グラウンドで灯篭を囲んで、遅くまで話し込んだり、学科の仲間と喜怒哀楽をともにしました。

最近では、一定の距離を置いた人間関係を好む人が増えていますが、私もそういう部分があり、実際、入学当初は、「大学で腹割って話のできる友達なんかできるか」と投げやりに思っていました。しかし、実際は大学生活を通して本当に一生付き合える親友に何人も出会えました。こういう語学力や知識、人間関係や思い出など簡単にはなくならないものが築ける天理大学が、私はすごく好きです。

みなさん、大学で何を学びたいか、学んだことで何をしたいか、考えてみて下さい。「語学力」も「知識」も夢を叶える手段です。「手段」は「目的」があって、はじめて役に立ちます。みなさんが天理大学で学びに学んで、それぞれのフィールドで大活躍されるのを楽しみにしています。

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