
4月6日、文部科学省が推進する「部活動の地域展開(地域クラブ活動)」の一環として、天理大学バレーボール部に所属する学生が天理市立西中学校を訪問し、バレーボール部の指導を行いました。
「部活動の地域展開(地域クラブ活動)」は、公立中学校等を主な対象に、学校と地域が連携しながら部活動を支える体制づくりを目的として、文部科学省が全国的に進めている取り組みです。
本学では、奈良県教育委員会と連携協力に関する協定を締結しており、本事業についても積極的に参画しています。
本学体育学部を中心に、昨年度末より学生に対して、奈良県教育委員会が運営する「奈良県スポーツ・文化芸術指導者人材バンク」への登録を促進してきました。その結果、2026年4月現在、100名を超える本学学生が指導者として同バンクに登録しています。
この人材バンクを通じて自治体とマッチングされた本学学生は、派遣前に指導者としての資質向上を目的とした研修を受講したうえで、4月6日の天理市立西中学校での活動を皮切りに、県内の公立中学校へ随時派遣されています。
今回、天理市内中学校からの要望と本学クラブとのマッチングが成立し、「ソフトテニス」「バレーボール」の2競技において、市内2つの中学校で本学学生が地域クラブ活動に参加することとなりました。
天理市立西中学校では、天理大学バレーボール部に所属する学生4名(男女各2名)が指導を担当しました。基礎練習を中心に、生徒一人ひとりの習熟度や状況に応じた丁寧な指導が行われました。学生たちは、「ナイス!」「惜しい、もう少し」といった前向きな声がけを積極的に行い、生徒たちの挑戦を後押しする姿も見られました。
また、生徒の様子を細かく観察しながらその都度アドバイスを加えるなど、現場のニーズに応じた柔軟な対応も印象的でした。



参加した中学生からは、「大学生が近い存在で親しみやすく、とても楽しかった」「これからもいろいろなことを教えてほしい」といった声が聞かれ、学生との交流を通して、部活動への意欲が一層高まった様子がうかがえました。
本学では今後も、自治体や関係機関との連携を通じて、地域貢献に関心をもつ学生の活動の幅を広げ、持続可能な地域社会の実現に貢献していきます。
参加学生コメント
坂野 琥多朗さん(体育学科3年次生・広島工業大学)
和田 賢三郎さん(体育学科2年次生・興國)

中学生への声のかけ方や、分かりやすく伝える言葉づかいを意識して指導しています。中学生と一緒に楽しくバレーボールに取り組む中で、自分たちが練習の中で意識すべき点に気づくことができ、自分たちの学びにもなっています。
川原 仁瑚さん(体育学科4年次生・北陸)
山田 朋花さん(体育学科2年次生・聖和女子学院)

初心者の生徒も多いため、一人ひとりに寄り添った丁寧な指導を心がけています。練習の中で難しさを感じる場面が出てくることもあると思いますが、そこから学べることを伝えながら、これからも中学生と一緒に楽しくバレーボールを続けていきたいです。