
2025関西大学ラグビーAリーグ第7節(11月30日、東大阪市花園ラグビー場第1グランド)で京都産業大学と対戦した天理大学は、47対15で勝利し、リーグ戦全勝で2年連続14度目の優勝を飾りました。
天理大学は、前半5分、パスを繋げながら前進し、最後はSH朝倉達弥選手(体育学科4年・東福岡)が抜け出し、先制トライを決めます。さらに、SO上ノ坊駿介選手(体育学科4年・石見智翠館)のコンバージョンキックも成功し、7対0とします。前半11分、京産大にトライを許します。しかし、WTB平松麟太郎選手(人間関係学科4年・東大阪市立日新)が猛チャージでゴールを阻止し、7対5となります。前半14分にはラインアウトからFL太安善明選手(地域文化3年・天理)が抜け出し、最後は、FLアリスター・サウララ選手(日本学科2年)がトライを挙げ、コンバージョンキックも決まり、14対5と追加点を挙げます。
さらに、前半20分にモールで前進し、アリスター・サウララ選手の連続トライで21対5とリードを広げます。前半終了間際、京産大にペナルティゴールを決められますが、21対8とリードしたまま、前半を終了します。
後半も天理大の勢いは止まらず、後半3分、ラインアウトからモールを組み前進し、そのまま一気にHO稲嶺翔太選手(地域文化学科4年・石見智翠館)がトライ。コンバージョンキックも成功し、28対5とリードを広げます。後半30分、相手のパスミスから平松麟太郎選手が一気に22メートルラインまで持っていき、上ノ坊駿介選手がキックパスで、アリスター・サウララ選手へ繋げ、そのまま一気に加速し、ハットトリックとなるトライを挙げ、40対5とします。
後半46分には、京産大に22メートルラインまで攻められますが、固いディフェンス力で粘ります。終了間際には、SO上ノ坊選手がインターセプトから快足を飛ばし、一気にトライ。コンバージョンキックも成功し、最終スコア47対15で勝利し、2年連続14度目の優勝に輝きました。

「Player Of The Match」には、この日、ハットトリックを決めたFLアリスター・サウララ選手が選ばれました。
なお、天理大学は、第62回全国大学ラグビー選手権大会準々決勝(12月20日、ヤンマースタジアム長居)において、関東大学対抗戦Aグループ3位チームと関東学院大学の勝者と対戦する予定です。応援よろしくお願いいたします。








上ノ坊駿介選手(体育学科4年・石見智翠館)主将コメント
2年連続リーグ優勝できた嬉しい気持ちはありますが、何よりもラグビーができることに感謝の気持ちでいっぱいです。
全国大学ラグビー選手権大会に向けて修正するところは修正し、準備していきたいと思います。
小松節夫監督コメント
ラグビーができる感謝の気持ちを胸に、チャレンジャーとして選手達はよく頑張ってくれたと思います。さらに一段成長し、全国大学ラグビー選手権大会でもいい結果が出せるように頑張っていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
第1節 天理大学 62-0 関西大学
第2節 天理大学 57-5 摂南大学
第3節 天理大学 58-18 同志社大学
第4節 天理大学 43-27 立命館大学
第5節 天理大学 41-0 関西学院大学
第6節 天理大学 54-5 近畿大学
第7節 天理大学 47-15 京都産業大学