「BRIDGEプロジェクト」でゲスト講義を開催
~JICAスタッフが語る国際協力の現場~ 2025.11.12 国際体験国際参加プロジェクト受験生の保護者・高校教職員の方へ6つのCONNECT世界とつながる学生同士がつながる # 外交官養成セミナー

11月6日、天理大学杣之内キャンパス学生ホールにて、創立百周年記念事業の一環である「BRIDGEプロジェクト」主催のゲスト講義、「JICAスタッフが語る国際協力の現場」を開催しました。

「BRIDGEプロジェクト」は、国際舞台での活躍を志す学生を支援する取り組みで、「外交官養成プロジェクト」や「国際参加プロジェクト」をつなぐ“CONNECT”プラットフォームとして位置づけられています。

講師には、JICA関西 国際協力推進員でありJICA奈良デスクを務める福西真実氏をお招きし、「JICA海外協力隊を人生の1ページに」をテーマに講義を行いました。講義には、「外交官養成セミナー」や「国際参加プロジェクト」メンバーをはじめ、国際協力に関心を持つ学生たちが参加しました。

第1部:「選んでみよう!JICA海外協力隊」

配布されたパンフレットをもとに、学生は「教育」「保健医療」「平和構築」「気候変動」から興味のある分野を選び、ストーリーを読み込んだ後、近くの参加者と意見交換を行いました。「義務教育が当たり前ではないと感じた」など、学生から率直な感想が発表されました。

第2部:「JICA海外協力隊について」

福西氏は「なぜ国際協力をするのか」を「人道的理由」「恩返し」「相互支援」の観点から説明。さらに、スマートフォンを使った応募方法をシミュレーションし、検索のコツや職種選びのポイントをアドバイスしました。
応募の流れに加え、経済面・健康面・安全面・帰国後の進路など、学生が不安に感じやすい点についても丁寧に解説しました。

第3部:「現地での活動について」

福西氏は、自身が海外協力隊員としてインドに派遣された際の体験談を紹介。日本語教育を通じて現地の子どもたちと交流し、「日本との架け橋となる人材を育てたい」という思いで活動した様子を写真や動画とともに語りました。

最後に、福西氏は天理大学とJICAとの関わりや、現在も継続している活動について紹介するとともに、「少しでも国際協力に興味のある方は、是非、パンフレットやHPを観てほしい。JICA海外協力隊が皆さんの人生の1ページになればとても嬉しい」と話しました。
質疑応答では、派遣可能回数や在学中の応募、帰国後の進路など、具体的な質問が寄せられました。

今回の講義は、国際協力を目指すための視点やヒントが詰まった、学生にとって非常に有意義な学びの機会となりました。
「BRIDGEプロジェクト」では、今後も学生の声を取り入れながら、教職員が連携し、成長を支援する講演やイベントを企画・実施してまいります。

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