韓国・朝鮮語学科では夏休み期間に「韓国・朝鮮語海外語学実習」を実施しています。この実習は本学科の必修科目です。
本年度の海外語学実習は、7月31日(木)から8月20日(水)までの3週間、ソウル市内の韓国外国語大学校(韓国外大)で行われ、2年次生19名が参加しました。

参加学生は韓国外大の韓国語文化教育院で韓国・朝鮮語を学ぶとともに、現地学生との交流を通して、韓国社会、韓国の大学の今を体験しました。


韓国外大は韓国随一の歴史と伝統を持つ私立の外国語大学で、本学にとっての海外交流協定校第1号です。(韓国外大にとっての海外交流協定校第1号も天理大学)。両校の交流の歴史は日韓基本条約締結の2年前である1963年に始まりました。

教室での授業がない時間を利用して、韓国外大の学生たちとともに、朝鮮王朝時代の王宮など、名所や旧跡も訪ねました。


伝統衣装である韓服体験のほか、ハンコ作りや螺鈿漆器のキーリングの作成等、様々な文化体験にも参加しました。




8月19日(火)、修了式が行われ、参加学生の代表として河合斗馬さんが韓国・朝鮮語で、3週間の実習生活において学んだことや印象深かったこと、そして今後の目標等についてスピーチをしました。


参加学生は、日々の暮らしのなかで韓国・朝鮮語を使って現地の人々とコミュニケーションをとったり、ソウル市内や近郊を訪れて、天理大学での授業の中で学んだことを直接目にしたりすることで、より一層学びを深めることができました。
韓国での経験は、今後の学びに活かされるだけでなく、参加学生それぞれの可能性を広げていくきっかけになったことと思います。
(韓国・朝鮮語学科 教授 長森美信)