【天理大学100周年記念事業】10月25日「人生会議のはじめ方 〜みんなで話そう!今の気持ち、未来への自分へ〜」を開催しました 2025.10.27 医療学部看護学科臨床検査学科社会連携地域・企業との連携受験生の方へ在学生の方へ在学生保護者の方へ後援会企業・一般の方へ関連施設6つのCONNECT地域社会とつながる # 100周年記念事業# 医療学部# 看護学科

天理大学医療学部看護学科では、天理大学100周年記念事業の一環として、地域の方々とともに「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」について考えるイベントを開催しました。
天理市看護職連携会議(いちごの会)との共催により、2025年10月25日(土)に天理市文化センターで実施されました。

天理市福祉行政課、天理市看護職連携会議(いちごの会)は、2015年より天理市において「顔の見える関係づくりから始める地域連携の構築」を目的に、看護職を対象とした研修会や「人生会議」普及に関する住民啓発活動を継続して行ってきました。
メンバーは、天理市役所福祉政策課、天理よろづ相談所病院患者総合支援センター、在宅世話どりセンター、高井病院看護部、奈良東病院地域連携室、天理市地域包括支援センター(4か所)、柳本居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションひまわりⅡなど、主に看護職を中心とした医療・福祉分野の多職種で構成されています。

今回のプログラムは、天理市福祉政策課およびいちごの会の共催、および天理大学医療学部看護学科の主催により実施されました。
テーマは「やってよかった!人生会議〜人生会議のすすめ〜」で、奈良東病院 医師 中村義徳先生を講師にお迎えし、人生会議の意義や実践方法についてご講演いただきました。


講演後には、「これからノート」を用いたワークショップを行い、参加者それぞれが自分のこれからの生き方や、どのように最期を迎えたいかについて考える時間を持ちました。
本年度は、地域住民に加えて学生や成人期の一般市民(市役所職員や大学教職員など)にも広く参加を呼びかけ、世代を超えて“自分らしい生き方”を考える貴重な機会となりました。

参加者アンケート結果

本プログラムには36名の参加者があり、全員からアンケートの回答が得られました。
内訳は以下のとおりです。

参加者内訳は、

  • 医療従事者:23名
  • 介護関係者:2名
  • 一般参加者:11名

満足度(5段階評価)は、

  • 「5(大変満足)」:22名
  • 「4(やや満足)」:5名
  • 未記入:9名

多くの参加者から「実際に自分の思いを言葉にするきっかけになった」「家族と話してみたいと思った」との声が寄せられ、今後の人生会議普及活動への意欲が高まる有意義な会となりました。

<開催概要>2025年10月25日(土)14:00〜16:00
天理市文化センターにて開催
主催:天理大学医療学部看護学科
共催:天理市福祉行政課、天理市看護職連携会議(いちごの会)

執筆者:看護学科 本プロジェクト一同

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