この授業では、地域に住む人たちの地域特性や健康問題の現状を把握し、「健康に関する困りごと」や「どんなサポートが必要か」を見つけ出し、それに合った健康づくりの方法を考える力、健康教育を行う力を育てます。
たとえば、「生活習慣病を予防したい」「認知症の予防・改善をしたい」「子どもの虫歯を減らしたい」「朝ご飯をしっかり食べてほしい」といった事柄に対して、看護師としてどんな健康教育ができるのかを計画し、実際に伝える練習もします。
4月から始まった授業も終盤に近づき、次回はいよいよ健康教育のリハーサル(発表練習)です。学生たちは様々な工夫を凝らした健康教育の方法を考え、地域で暮らすさまざまな人たちに寄りそい、わかりやすく伝える力を身につけることを目指しています。
(医療学部・看護学科 森嶋道子・准教授)

