カウンセリングルーム

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誰もがいきいきと、より良く生きるために

現代はストレスの多い時代です。
子育ての悩みや家庭の問題、職場での問題など、どう生きていけば良いか分からないこともしばしばあります。
当カウンセリングルームでは、さまざまなご相談について臨床心理学の専門家がともに考え、相談された方がより良く生きていくためのお手伝いをします。

ご相談内容

  • 家族の問題
  • 対人関係の悩み
  • 自分に自信がない
  • 眠れない、食べられない
  • 自分の性格を変えたい
  • 自分を見つめたい
  • お子さんのこと
  • 言葉や発達が遅れている
  • 落ち着きがない
  • 学校へ行きたがらない
  • など

スタッフ

天理大学大学院臨床人間学研究科に所属し、臨床心理士・公認心理師の資格を持つ教員の指導のもとに訓練を受けた大学院生、研究生が担当します。

心理療法について

発達障害を抱えているお子さんと保護者の方へ

関係発達支援の立場から、お子さんには治療者が一対一でかかわり、遊戯療法を行います。そのなかで、他者との関係性へと開かれることを通して、発達全般を促すことをめざします。 保護者の方とは、家庭でのかかわり方をともに考えていきます。

さまざまな悩みを抱えているお子さんと保護者の方へ

友達とうまく関係がもてない、学校に行けない、人前で話せない、人が怖い、過度に食べて止められないなど、子どもはさまざまな悩みを抱えています。当ルームでは、遊戯療法や個人心理療法を通して、そうしたお子さんの心の成長を目指します。 保護者の方とは、お子さんへの関わり方をともに考え、必要であれば、保護者の方との心理療法も行います。

大人の方へ

ご自身のこと、ご家族のこと、お仕事のことをはじめ、人生のさまざまな局面で出会う心の葛藤や問題にお困りの方との心理療法を行っています。箱庭療法の設備も整っています。

日本で初めて箱庭療法を導入した伝統

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天理大学は、大正14(1925)年に私学初の外国語学校として誕生し、1949年に大学として設置されました。以来、早くから社会に開かれた心理教育相談活動を展開し、心理療法の重要手法の一つである箱庭療法を日本で初めて導入した歴史を持ちます。

本学の心理教育相談活動は、日本の心理臨床を築いてきた故河合隼雄氏を含む4人が1955年に設置した『教育相談室』にさかのぼります。ここでは、広く市民の方との相談活動が展開され、年々充実、3年目には他府県からの相談や出張相談を行うなど、当時としては画期的な活動を展開していました。

さらに相談室は、1965年に『学生相談室』に発展し、ここにユング研究所(スイス)への留学を終えて帰国した河合隼雄助教授が、カルフ氏によって確立されていた砂遊び療法を箱庭療法として導入、そして、それをさまざまな心理相談のなかで実践していきました。1967年には、日本初の箱庭療法の全国研修会を開催、第2回にはカルフ氏の講演も行われ、人との出会いのなかで、人のこころが変容していく過程について、多くを学ぶことができました。

建学の精神に基づく行動指針として、本学は「他者への献身」を唱導しています。日本のカウンセリングの草創期からの半世紀にわたる心理教育相談活動は、天理大学の大きな財産です。この伝統は、人間学部人間関係学科臨床心理専攻や大学院臨床人間学研究科に受け継がれ、当時の砂箱と玩具は、現在もカウンセリングルームでの実習や心理相談に用いられています。

ご利用案内

  • お申込方法

    相談はすべて予約制です。 初めての方はまず、お電話にてお申し込みください。
    尚、迷惑電話防止の為、非通知でのお電話はお受けできません。ご了承ください。

    電話受付月〜金 10:00〜17:00

相談料金

通常

初回面接5,000円
面接(2回目以降)
3,000円
親子並行面接5,000円
心理検査5,000円

奈良県在住および教内関係者

初回面接3,000円
面接(2回目以降)1,500円
親子並行面接2,500円
心理検査5,000円

施設の概要

プレイルーム(大)

ここには大きな玩具や水場、砂場などがあり、主に乳幼児から学童期のお子さんと遊戯療法を行うのに用います。ログハウスような木製の家もあるほか、身体を動かすためのボールなども用意されています。遊びを通して自由に自分のこころをかたり出していただくための部屋です。

プレイルーム(小)

この部屋は箱庭が置かれており、他にも粘土や描画ができるように工夫されています。乳幼児から用いることができますが、思春期のお子さんなど、自分の心を言葉で語るのが難しい場合などに用いられます。

面接室

面接室は合計4室あり、うち2部屋に箱庭が置かれています。主として、大人の方との心理療法に用います。部屋の大きさも異なり、それぞれに違う雰囲気を持っているのが特徴です。各部屋には描画のための用具も準備されています。

アクセス

天理大学カウンセリングルームは、杣之内キャンパス2号棟北側1階にあります。

杣之内キャンパスへのアクセス

住所
〒632-8510 奈良県天理市杣之内町1050

公共交通機関をご利用の場合
近鉄・JR天理駅から、バスで約8分、徒歩で約20分

お車でお越しの場合
西名阪自動車道「天理インター」から約15分
名阪国道「天理東インター」から約5分

杣之内キャンパスへのアクセス

お車でお越しの際は、右図右側の駐車場をご利用ください。 なお、カウンセリングルームへは、2号棟北側1階からお入りください。

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