「中国語を学びたいと思ったきっかけは、中国琵琶でした。」
中国音楽コンクールで銀賞を受賞した緒方さん。中学2年生の頃に出会った中国琵琶をきっかけに、中国語や中国文化への興味が広がりました。
言葉を学ぶことと、音楽を学ぶこと。一見別々に思える二つの挑戦は、今ではお互いを高め合う存在になっています。
中国語を学ぼうと思ったきっかけは?
中学2年生の頃に中国琵琶を始め、中国人の方々との交流や中国語で書かれた楽譜に触れる機会が増えました。
「何を話しているのか」「何が書かれているのか」を理解したいという思いが強くなり、中国語を学ぶことを決めました。言葉を学ぶことで、中国という国や文化への理解も深めたいと考えています。
天理大学を選んだ理由を教えてください。
中国語学科の歴史が長く、伝統があることに魅力を感じました。また、発音指導に力を入れていることや、中国音楽を研究されている先生がいらっしゃることも、入学を決めた理由の一つです。地元・奈良にある大学という安心感もありました。
中国語学科で学んでいて感じる魅力は?
中国語だけでなく、中国の歴史や文化、社会についても幅広く学べることです。
さらに、中国だけでなく台湾をはじめとした中華圏についても学ぶことができるので、多角的な視点が身についたと感じています。来年は中国への留学も予定しており、現地でさらに学びを深めたいと思っています。

中国琵琶の魅力を教えてください。
中国琵琶は「中国楽器の王様」と呼ばれるほど演奏が難しい楽器ですが、その分、とても豊かな表現力があります。
五本の指すべてに付け爪をして演奏するため、繊細な音色や迫力のある表現まで、一台の楽器だけでさまざまな情景を描くことができます。
難しい技法を演奏できるようになったときの達成感は大きく、中国の歴史や故事を知りながら、自分なりに曲を解釈して演奏できることも魅力です。

中国語の学びと、琵琶の演奏にはどんなつながりがありますか?
どちらにも共通しているのは、「できるまで何度も練習すること」です。
中国語では発音ができるようになるまで繰り返し練習し、琵琶でも難しいフレーズを何度も弾いて身につけてきました。
また、中国語を学んだことで、楽譜に書かれた説明や技法の意味が理解できるようになり、曲や琵琶そのものへの理解が深まりました。
反対に、琵琶で培った音感や表現力は、中国語の発音や朗読にも活かされていると感じています。
今後の目標を教えてください。
将来は大学院への進学も視野に入れ、中国音楽を文学や思想の視点からさらに研究していきたいと考えています。
また、中国語と琵琶を組み合わせた「弾き語り」にも挑戦したいと思っています。大学で培った中国語と、中国琵琶の音色を通して、中国音楽の魅力をより多くの人に伝えていくことが目標です。
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