
天理大学医療学部看護学科では、5月13日より毎週水曜日、天理駅南団体待合所にて「手づくり健康ほっとサロン」を開催しています。
本サロンは、これまで臨床検査学科と共同で実施していた「まちの保健室」の取り組みを発展させ、看護学科独自の地域貢献活動として企画されたものです。学生が学ぶ「地域共生マネジメント」の実習の一環として、教員のサポートのもと、4年次生が企画から準備・運営までを主体的に行っています。
毎回、自由参加型の4つのブースを設置しており、第5回では「新聞紙スリッパトイレ」「防災『備え』チェック」「モールでアイテムづくり」「食事バランスチェック」を実施しました。
いずれも手を動かしながら参加する形式を取り入れ、自然な会話が生まれるよう工夫されています。参加者が気軽に会話を楽しみながら、健康や日常生活について安心して相談できる場づくりが特徴です。
リピーターとして参加する地域住民も多く、学生との交流を楽しみに訪れる姿が見られます。サロンでは、学生が健康に関する情報を提供するだけでなく、参加者から日常の工夫や経験を共有していただく場面もあり、双方向の学びの機会となっています。なかには、家庭での防災対策の紹介や、手作りの小物を提供してくださる参加者もおり、温かい交流が広がっています。


学生たちは、「押しつけにならない関わり」を意識しながら、多様な価値観や人生経験を持つ地域住民との対話を通して、一人ひとりを生活者として理解する視点を深める貴重な実践の機会となっています。
天理大学看護学科では今後も、地域の方々が気軽に参加できる取り組みを通して、学生の学びを社会に還元するとともに、地域とのつながりを深めていきます。
なお、「手づくり健康ほっとサロン」は7月1日まで、毎週水曜日に天理駅南団体待合所にて開催予定です。

また、7月30日・31日には同会場で「天理大学看護学生による健康講座」を予定しています。本講座では、看護学科2年次生が授業での地域インタビューをもとに抽出した健康課題を踏まえ、「睡眠」「食事・栄養」「運動」など12のテーマで健康教育プログラムを実施する予定です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
担当教員コメント
看護学科 山口 理穂 助教
今年度より、地域共生マネジメント実習の一環として、看護学生による「健康ほっとサロン」を毎週水曜日に開催しています。5月11日の開始以降、毎回15名程度の地域住民の皆さまにご参加いただき、現在では「毎週が楽しみ」と継続して参加してくださる方々も増えています。
サロンでは、学生が地域の皆さまの健康づくりにつながる内容を一生懸命考え、健康相談を実施しています。住民の皆さまも熱心に参加してくださり、学生と地域住民の双方が役割を持ちながら、交流できる場となっています。学生にとっても、地域の方々とのふれあいを通じて多くを学ぶ貴重な機会となっています。
今後も、地域住民の皆さまと天理大学が手を取り合いながら、互いに支え合える地域共生社会を目指し、活動を続けてまいります。