
3月26日、天理大学キャリア支援課内のキャリアテラスにおいて、「トヨタユナイテッド奈良株式会社」(奈良県奈良市南京終町2-269)と天理大学によるインターンシップの事後報告会を開催しました。
本インターンシップは、2025年12月に「天理市・天理大学・トヨタユナイテッド奈良」の三者が包括連携協力に関する協定を締結したことを契機に実施されたものです。
連携協力事項の一つである「教育・人材育成に関すること」を具体的に推進する取り組みとして、トヨタユナイテッド奈良より本学学生に向けた特別プログラムを提案いただき、「あなたの一歩が、奈良を変える。インターンで見つける、新しい可能性。」をテーマに就業体験としてのインターンシップが実施されました。
学内募集では、「地域貢献に興味がある」「クルマやモビリティの未来に関心がある」「チームで新しい価値を創ることに挑戦したい」といった意欲を持つ学生を募集した結果、人文学部国文学国語学科1年次生の三浦秀太さんと、文学部歴史文化学科歴史学研究コース3年次生の辻汐里さんの2名が応募。3月5日から奈良トヨペット南京終店にてインターンシップを開始しました。
はじめに、担当スタッフから同社の企業理念やCSR基本方針についての説明を受けた後、接客姿勢や礼儀作法、さらには奈良という地域の魅力についても学びました。
その後、接客業務に関するロールプレイを行ったうえで、実際の接客業務も体験しました。
また、3月7日・8日には、イオンモール橿原で開催された催事「CHAUPYフェスティバル」を見学し、企業イベントの運営や地域との関わりについて理解を深めました。学生2名は、それぞれのインターンシップの様子を相互に見学し、異なる視点からの気づきや学びを得るなど、学生同士の交流の機会も得ました。
事後報告会には、トヨタユナイテッド奈良より、和田考起 経営企画部長、児嶋順一 モビリティ統括部 兼 販売業務部執行役員・部長が出席。また本学から本学キャリア支援課および社会連携センター室の職員が同席しました。
報告会では、辻さんと三浦さんがそれぞれ、インターンシップを通して感じた課題や自身の成長について発表しました。
三浦さんは、「営業の仕事では、第一印象がその後の関係性に大きく影響することを実感しました。また、主体性とは一人で判断することだけでなく、積極的に周囲に質問や相談をする姿勢が重要だと気づきました。この経験を、学内での『T-can』『ピア・サポーターズ』『学科会』などの活動にも生かしていきたいと思います」と振り返りました。

辻さんは、「当初は指示を待つ場面が多かったのですが、スタッフの皆さんのアドバイスを受ける中で、常に前向きな姿勢を心がけ、お客様の表情にいち早く気づくことを意識するようになりました。そうした経験を通じて少しずつ自信がつき、報告の際には結論から伝えることで、相手に分かりやすく伝えられることも学びました。今回の実体験で得た学びを、今後の就職活動に生かしていきたいです」と語りました。

二人の報告を受け、和田経営企画部長から、「学生の皆さんが企業に何を求めているのかを直接知ることができ、私たちにとっても大変学びの多い8日間でした。報告では反省点も挙げてくれましたが、まずはこのインターンシップに参加した勇気に自信を持ってほしいと思います。そして、今回得た経験を、今後の学生生活やキャリア形成にぜひ生かしてください」との温かい言葉が寄せられました。
また児嶋部長は、「今回のインターンシップを通して、働くことのイメージを具体的に持てたと聞き、大変嬉しく思います。今年5月には『YUHO Rally飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良』も開催予定ですので、ぜひこちらのイベントにもお力添えをいただければ幸いです」と、学生の参画に期待を寄せました。


報告会の最後、和田経営企画部長から両名へ「修了証明書」が授与されました。


今回のインターンシップは、学生にとって地域社会や企業との関わりを、実体験を通して学ぶ貴重な機会となりました。
天理大学では今後も、包括連携協定に基づく取り組みを通じて、学生の実践的な学びと人材育成のさらなる充実を図ってまいります。