
JICA海外協力隊2022年秋募集により、初の長期(2年間)隊員としてエジプトに派遣されていた、門田優吾隊員が、2025年11月20日、永尾比奈夫 天理大学学長、穴井隆将 天理大学柔道部監督らとともに、天理市 並河健市長、JICA関西 木村出所長を訪ねJICA関西・天理市との三者連携に係る意見交換を行いました。

冒頭、門田優吾隊員から、「2024年、2025年と2年連続でアフリカ大会の「個人戦総合優勝」と「団体戦優勝」を達成することが出来ました。しかし、活動期間の2年間では、世界選手権やオリンピックなどの世界トップレベルでは結果を残せず、悔しさもあります。2年間の協力隊活動を通して、今後も日本の柔道を海外で正しく伝えていきたいという気持ちが一層強くなりました。」と語りました。

門田隊員の報告を受け、柔道部監督の穴井隆将准教授は、「この事業を継続するためにとてもいいスタートを切ってくれました。たくましくなって帰国してくれたので、今後の活躍が楽しみです。よりよい派遣となるようにこれからも尽力したい。」と、期待を述べました。

続いてに並河市長が挨拶に立ち、「初めての長期派遣が実現したのは、穴井監督の事前視察と環境整備のおかげです。門田隊員には今回の貴重な経験を今後につなげ、日本の柔道を海外に広めていていただきたい。」と話しました。

最後に永尾学長は、「自分の柔道を見つめ直す機会にもなったと思います。今後も海外とのつながりを広げ、さらなる活躍も期待しています。」と、門田隊員にエールを送りました。