【教員コラムNo,20】秋になると思い出す味 2025.09.25 医療学部看護学科受験生の方へ在学生の方へ在学生保護者の方へ受験生の保護者・高校教職員の方へ地域社会とつながる # 看護学科# 教員コラム

夏の日差しが落ち着いて、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
この時期になると、私には毎年楽しみにしていることがあります。それは、「栗きんとん」です。

おせち料理に入っている栗きんとんではなく、茶巾絞りの栗きんとんが大好きです。

「好きなものをおなかいっぱい食べたい!」と、誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
私も子どもの頃、そう思ったことがあり、田舎の祖母の家で収穫した栗を使って、栗きんとんを手作りしたことがあります。

その作業は本当に大変で、今でもそのときの苦労をよく覚えています。
確かに、おなかいっぱい栗きんとんを食べることはできましたが、二度目の機会は、これからも訪れない気がします。

先日、昔から大好きだった栗きんとんのお店が、期間限定で奈良に出店しているのを見つけました。
思わず買いに行ってしまったのですが、変わらない味にホッとしたのと同時に、あのとき「作りたい!」というわがままに付き合ってくれた母への感謝の気持ちが、ふっとわいてきました。

昔に比べて、秋はだいぶ短くなった気がしますが、だからこそ、この季節をしっかり味わって過ごしたいなと思っています。

執筆者(医療学部・看護学科  𠮷川 美保子・助手)

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