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 【国際文化学部】

台湾原住民族エリートに関する国際シンポジウム

高一生(矢多一生)生誕100年記念 国際シンポジウム開催

 4月18日、19日に高一生(日本名 矢多一生)の生誕100年記念の国際シンポジウム(高一生研究会・天理台湾学会主催)が本学と天理市文化センターで開催された。

 台湾ツォウ族の出身で台南師範学校出の高一生は、1946年には呉鳳郷(現、阿里山郷)の初代郷長となり、台湾原住民族のリーダーとして、生活習慣の改善につとめ、新しい農地への移住を成功させるなど原住民族の地位向上に多大な貢献をした人物で、原住民族の自治思想を提唱したりしたが、1954年、当時の国民党政権下で叛乱罪のため処刑された。その後、長く続いた独裁政権下で葬られたままであったが、近年の民主化に伴い、迫害、処刑された人々の復権が叫ばれる中、高一生の名誉回復が図られ、その業績が評価されつつある。

 初日の18日には、市の文化センターで「春の佐保姫 高一生記念音楽祭」が開催され、高一生が作詞、作曲した14曲が紹介され、高一生の次男の英傑さんや末娘の馬場美英さんらが、ツォウ族の民族衣装を着て、「つつじの歌」、「春の佐保姫」など数曲を歌い、在りし日の高一生を偲んだ。また、本学雅楽部も友情出演して花を添えた。
 翌19日には、本学研究棟で「高一生(矢多一生)とその時代の台湾原住民族エリート」をテーマに高一生生誕100年記念国際シンポジウムが開催され、研究発表やパネルディスカッションが行われた。また、記念講演として、台湾の国史館の張炎憲館長が「白色テロと高一生」と題して講演し、処刑された当時の政治状況や高一生らの事件の経緯を語った。
 
 このシンポジウムには、行政院(日本の内閣)の文化建設委員会の王拓主任委員が開会の挨拶に駆けつけたほか、台湾のテレビ局が取材に訪れるなど、台湾では大きな話題を呼んだ。

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