「今熱中しているのは、オープンキャンパス学生実行委員会 “T-can”の活動です。参加者に喜んでもらうことはもちろん、副委員長としてメンバーが楽しみながら成長できる団体をめざしています」。
そう話す、宗教学科の神田さん。学科の学びと並行して、オープンキャンパスの企画運営にも熱心に携わっています。
どんな活動をしている?
総勢27名の“T-can”は、サークルのような雰囲気が魅力です。懇親会やランチ会などで結束を高めながら、メリハリをつけて活動しています。ミーティングをしたり、意見をまとめてプレゼンをしたり、学生主体の組織としてしっかり動いています。
印象に残っているアドバイスは?
入学課の職員さんからいただいだ、「もっと人を頼った方がいい」という言葉です。メンバーに仕事を任せたことで、後輩たちも責任感から成長してくれたと感じます。人に頼るということは、自分のためだけでなく、相手の成長にもつながるのだと実感しました。
活動は、人や社会をどんな風に「CONNECT(つなぐ)」?
学部学科が違う学生同士を「つなぐ」と同時に、オープンキャンパスの参加者同士を「つなぐ」と思います。T-canの活動を通じて天理大学の魅力が分かった、入学したいと思った、といった感想を聞くと、人と新しい場所とをつなぐことの醍醐味を感じます。
「歴史をたどれば、戦争や災害、疫病の話が多く出てきます。それでも、困難を乗り越えてきたのが私たち人類。少しでも努力を続けることが、私たちにできることだと思います」。
穏やかな眼差しでそう語る、神田さん。将来の夢は、天理教の教会を継ぐことだそうです。
どんな人になるのが夢?
私の家は代々天理教の教会で、現在は父が第5代目の教会長をしています。理に厳しく、常に低い心で人の助かりを願う父のことを、私は心から尊敬しています。父のような教会長になることが目標です。
天理大学の好きなところは?
人が優しいところです。「学科会」という学科ごとの集まりを通じ、学年に関係なく人とつながれるのも楽しいです。
最後に、今後の目標について教えてください。
教会長は誰よりも天理教について詳しく知っている必要があるので、日々勉強を続けていきます。
-
関連学部・学科
人文学部 宗教学科
深い宗教的知識で、共生社会に貢献する