天理市×天理大学×JICA関西共催「天理発!エジプト文化にふれて小さな旅行気分!」を開催 2026.01.22 国際体験社会連携地域・企業との連携6つのCONNECT世界とつながる地域社会とつながる

1月17日、天理大学は、包括連携協定を結ぶ天理市およびJICA関西との共催により、体験型イベント「エジプト文化にふれて小さな旅行気分!~1万キロをつなぐ交流の物語~」を天理駅前南団体待合所にて開催しました。

今回のイベントには、カイロ大学文学部日本語・日本学科を卒業後、国際交流基金カイロ日本文化センターやJICAエジプト事業所などで教育事業に携わり、昨年の大阪・関西万博でも活動したメンナ・ハサン氏をゲストスピーカーとしてお迎えしました。

午前の部≪一般向け≫ 「知る・感じる・つながる」エジプト文化の魅力

観光スポットめぐり

メンナ氏はQ&A形式で、カイロ、ギザ、アレキサンドリア、アスワンなど主要都市を紹介しました。エジプトの朝食メニュー「フール」や「ターメイヤ」、「コシャリ」などの食文化を現地の食事時間や写真とともに説明。また、独特の交通手段や街中の様子を、現地で撮影した動画を用いて紹介しました。
「ラマダン」については、宗教的意味だけでなく、人々が集い絆を深める社会的な面があることにも触れ、参加者は文化の奥深さを感じていました。
さらに、日本と同じく「靴を脱ぐ」「手土産を持参する」といった習慣がエジプトにもあることなど、親しみやすいエピソードも紹介されました。

アラビア語のミニ講座~自分の名前を書いてみよう~
メンナ氏は、アラビア語の「話し言葉」と「書き言葉」の違いや方言について説明した後、右から左へ書く文字の特徴に触れつつ、「シュクラン(ありがとう)」の書き方を紹介。参加者は自身の名前や「ありがとう」を何度も練習しました。互いに書いた文字を見せ合うなど、自然な交流が生まれる時間となりました。

元JICA海外協力隊員、川野さんのお話~日本とエジプトのつながり~
JICA奈良デスクの福西真実氏から、天理市とエジプトの交流の経緯について説明がありました。
天理市は「東京オリンピック・パラリンピック」でエジプト柔道チームのホストタウンを務めたことを契機に交流を開始し、2022年11月には天理市・天理大学・JICA関西の三者による連携覚書を締結したことを紹介しました。
続いて、JICA海外協力隊員としてエジプトで活動し、現在はカナダへ留学中の川野矢恵さんがオンラインで参加し、JICA海外協力隊としての取り組みを紹介。エジプトでの活動中について「思うようにいかない時も、現地の人々が前向きに考える姿勢に支えられた」と語り、会場にいる参加者たちは深く聞き入っていました。

午後の部≪親子向け≫ 遊んで学ぼう!エジプトのふしぎ

エジプト発見クイズ
観光地の写真を見ながら、クイズ形式でエジプトの文化や歴史を紹介。子どもにも分かりやすい説明で、会場は大いに盛り上がりました。

アラビア語にふれよう
古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」や現在使われている文字をスライドで紹介。「こんにちは」を意味する「アッサラーム アライクム」を皆で練習し、楽しくアラビア語にふれました。

現役JICA海外協力隊員、舟﨑さんのお話~天理柔道とエジプトのつながり~

天理大学卒業生で、現在JICA海外協力隊員としてエジプトで活動中の舟﨑千夏さんがオンラインで登場。柔道の「礼」の作法や、エジプトでのクリスマス・新年の過ごし方など、子どもが理解しやすい話題を中心に紹介しました。

エジプトのミニ国旗をつくろう!
最後は、エジプト国旗とアラビア語で書いた自分の名前を組み合わせたミニ国旗づくり。スタッフに質問しながら、和やかな雰囲気で制作を楽しみました。

今回のイベントは、多世代の参加者の方々に、エジプトの「文化」や「ことば」、そして「人」の魅力にふれながら、遠く離れた国をぐっと身近に感じてもらえる時間となりました。

天理大学では今後も、天理市およびJICA関西と連携し、地域の皆さまにエジプトをはじめ世界の文化に触れていただける機会を企画してまいります。

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