天理大学が天理市、トヨタユナイテッド奈良株式会社と三者協定を締結 2025.12.24 学長室キャリア・資格・就職支援社会連携地域・企業との連携

12月18日、天理大学は、「天理市、天理大学及びトヨタユナイテッド奈良株式会社との包括連携協力に関する協定締結式」を天理市役所にて執り行いました。

締結式には、天理大学から永尾比奈夫学長が出席、天理市から並河健市長、トヨタユナイテッド奈良株式会社から菊池武之祐代表取締役社長が出席しました。

三者協定締結に至るきっかけとなったのは、トヨタユナイテッド奈良株式会社が企画運営を手掛ける「ラリー飛鳥」。天理市は同イベントの後援に名を連ねており、ラリー関連のイベントを天理市で複数開催しています。
トヨタユナイテッド奈良株式会社と天理市が、同イベントをさらに充実させるため、本学に協力を要請したことから、七つの連携事項を含む三者協定へと発展する協議が進められました。

協定の締結に先立ち挨拶に立った並河市長は、「本協定を契機に学生がインターンシップを通じて自動車産業への関心を高め、天理市周辺での就職・定住につながり、天理市の人口減少という地域課題の解決に向けた足がかりになることを期待したい」と述べました。

挨拶に立った永尾学長は「天理大学は今年で創立100周年を迎え、コンセプト「CONNECT「つながる」を、始めよう。」を掲げています。トヨタユナイテッド奈良には本学卒業生が多く在籍しているということで、あらためて、地元地域のつながりを感じています。この協定をもとにインターンシップに参加した学生が地元に根づいたキャリアを描いてほしい」と今後の展望を語りました。

続いて菊池社長が「本日の協定をもとに、様々な地域貢献活動に学生を巻き込み、地域とつながりを深めてもらう機会を創出し、産官学が一体となった活動に取り組みたい」と本協定に対する期待を寄せました。

当日、締結式には奈良県内の報道各社も訪れ、協定に関する質疑が投げかけられました。永尾学長は、「来年3月から展開するインターンシップには、企業のCSR活動を盛り込んでいただく」、「防災関連として、災害時に給電車を派遣していただく」など、今回の協定の特徴的な内容を説明しました。

締結式後には、市役所1階正面玄関前において、トヨタユナイテッド奈良株式会社による給電可能車の給電デモが行われました。

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