日本文化体験実習Ⅱ 第2回現地実習 2025.12.08 国際学部日本学科(留学生対象)在学生の方へ6つのCONNECT地域社会とつながる

今期の日本文化体験実習Ⅱでは、計4回の実地調査と1回の臨地見学を予定しています。実地調査では、京都を代表する民俗芸能であり、国指定の無形民俗文化財になっている嵯峨大念仏狂言を事例に、地域に根付き住民が伝承してきた民俗芸能を通じて、日本の各地域に根付いている伝統文化の体験を受講学生(留学生)にさせるとともに、卒業研究のなかで学生が各自で取り組むフィールドワークの練習として聞き取り調査を実施し、簡易な報告レポートの完成を目指しています。


嵯峨大念佛狂言保存会さまにご協力を賜りながら進めている実地調査の2回目となる今回は、10月26日の秋季公演の見学をふまえて、学生が保存会のみなさまにインタビュー調査をおこないました。


また、嵯峨大念佛狂言保存会が指導している嵯峨狂言クラブの子どもたちの練習を見学させていただき、子どもたちがチャレンジしていた天井に張られた綱登りも体験させていただきました。


さて、今回のインタビュー調査やコミュニケーションを通して保存会のみなさまの思いにふれ、子ども狂言の練習の見学を通じて、彼ら/彼女らは何を聞いて、何を感じたのでしょうか。現地でしか感じることができない地域文化の魅力を発見し、カタチあるものにしてくれることを期待しています。

日本学科(留学生対象) 講師 長谷川 奨悟

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