天理大学創立百周年行事 国際学部市民講座
第9回「タイのことばとぶんか」を開催しました 2025.10.29 国際学部外国語学科国際参加プロジェクト6つのCONNECT世界とつながる地域社会とつながる学生同士がつながる # 「世界のことばとぶんか」# タイ語コース

創立百周年を迎えた天理大学では、その記念事業の一環として、国際学部による市民講座「世界のことばとぶんか」(全12回)を2025年4月より開催しています。
10月25日には、第9回講座「タイのことばとぶんか」が開催されました。

講座の前半では、外国語学科のピヤダー・ションラオーン教授が「タイはどんな国?-まだ知らないことがいっぱいある」と題して講演を行いました。
地図や写真を用いてタイの地理や文化を紹介し、タイ在住の日本人と日本在住のタイ人の人数がほぼ同じであること、タイが「アジアのデトロイト」と呼ばれていることなど、身近な話題を交えながら分かりやすく解説しました。

続いて、タイ語を学ぶ学生たちが「タイの文字」「タイと日本との関わり」「タイの映画」についてプレゼンテーションを実施。自作のポスターを用いながら、タイ語の声調や文字の特徴、アユタヤと日本の歴史的関係、映画の魅力などを紹介しました。
また、タイからの留学生によるタイの歌の披露も行われ、会場は温かい雰囲気に包まれました。

前半の締めくくりには、ピヤダー教授による講演内容を基にしたクイズが行われ、参加者は近くの方と相談しながら積極的に回答。会場は大いに盛り上がりました。

後半では、今年8月に「国際参加プロジェクト」としてタイを訪問した学生たちが活動報告を行いました。
学生たちは、教育支援活動(桃太郎のタイ語劇、日本文化クイズ、スポーツ大会など)や山岳少数民族の村でのホームステイの様子をスライドや動画を交えて紹介しました。
「言語の壁を越えてわかり合えた感動」や「人に楽しんでもらうためには、まず自分たちが楽しむことの大切さ」など、活動を通じて得た学びを語りました。

イベントの最後には、アノタイ・オウプカム氏による「紙で作るタイの網細工」のワークショップが開催されました。参加者は色鮮やかな画用紙を使い、講師のアドバイスを受けながらオリジナルの作品づくりを楽しみました。
また、タイの「ココナッツウォーター」と「ココナッツのスナック」が参加者へのお土産として配布されました。

国際学部市民講座「世界のことばとぶんか」は、2026年1月まで毎月開催予定です。
次回は、11月22日(土)、外国語学科ブラジル・ポルトガル語専攻による「音楽と食でブラジルを楽しもう」を予定しています。
北森絵里教授による講座「ブラジル音楽」、Mani Farmオーナー宮島直美氏によるキャッサバの紹介と試食、コフフンステージでのブラジル音楽ライブ、多目的広場でのブラジル料理のテントやキッチンカー、大阪・関西万博ブラジル館提供のポンチョ「パランゴロモ」の貸出、ブラジル雑貨市など、多彩な企画が予定されています。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

国際学部市民講座「世界のことばとぶんか」全講座のご案内

関連リンク

ページ先頭へ