
9月1日、天理大学創作ダンス部の代表学生5名と顧問の塚本順子教授が、天理市役所を訪問し、並河健天理市長に「第37回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」(8月5日~8日/神戸文化ホール)での受賞報告を行いました。
本大会において、創作ダンス部は2年連続で『日本女子体育連盟会長賞』(※実質3位相当)を受賞。5年連続で主要賞を受賞する快挙となりました。
懇談の席で、並河市長から学生たちの継続的な成果に対する称賛の言葉が贈られ、今回の作品「カオス化するこの世界-人類は進化するのか退化するのか」の創作背景について質問がありました。
作舞リーダーの松﨑大智さん(体育学科4年・神戸野田)は、「人はなぜ戦争を繰り返すのか」という疑問をきっかけに、平和への願いをダンスで表現したいという思いから、4年生を中心に話し合いを重ねてきたことを語りました。
また、塚本教授の助言を受けながら構成を練り、部員が「大阪・関西万博」イタリア館で展示されているファルネーゼのアトラス像を見学し、それを作品のモチーフに取り入れたエピソードも紹介されました。


塚本教授からは、8月28日、「大阪・関西万博」会場内EXPOホール「シャインハット」にて「センス・トラスト presentsガチダンス2025 in大阪・関西万博」へ参加したことが報告されました。また、今回の受賞作品を、12月21日開催予定の「第21回天理大学創作ダンス部単独公演」(なら100年会館大ホール)で披露されることも報告されました。

創作ダンス部員コメント
「より良い作品を届けられるよう、4年生を中心に部員22名全員で日々練習を重ねてきました。本番では最高のパフォーマンスができ、終了後の大きな拍手に達成感と感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。塚本先生をはじめ、OB・OGの皆さまの支えがあったからこそ、先輩方に続いて受賞することができました。」
体育学科教授・塚本順子創作ダンス部部長コメント
「今年の4年生は、皆とても優しく、仲の良いメンバーでした。その分、下級生への指導には苦労もあったと思いますが、どんな時でも練習に全力で取り組み、対話を重ねながら作品を作り上げていく姿を下級生が見習い、部員全員が同じ目標に向かって進むことができました。本番では全員が力を出し切り、私自身も深く感動しました。」