オープンキャンパス8月23日 2025.08.27 臨床検査学科オープンキャンパス # オープンキャンパス

8月23日(土曜日)別所キャンパスにて、医療学部臨床検査学科のオープンキャンパスが開催されました。参加者は、高校生19名でした。

参加してくださった高校生の方々は、学科説明などを聞いた後、キャンパスツアーで別所キャンパス内をボランティア学生の案内に従って見学しました。

学科紹介
ボランティア学生あいさつ

その後、顕微鏡検査と検体検査に分かれて体験学習を行いました。検体検査では、初めに、糖尿病という病気の説明をした後、ボランティア学生より現在病院で盛んにおこなわれている糖尿病患者さんの持続血糖測定について説明をいたしました。

糖尿病とは?
ボランティア学生による持続血糖測定の説明

続いて糖尿病の患者さんが普段の生活の中で、どのように自分で血糖値を測定し、自身の血糖コントロールをしているのかを体験してもらいました。ご興味のある同伴者の中には、いっしょになって体験している方々もいらっしゃいました。さらに、試験紙を用いた尿糖(模擬試料)の測定にもチャレンジしてもらいました。

自己血糖測定にチャレンジ
尿糖測定にチャレンジ

盛りだくさんの内容でしたが、糖尿病という病気をこれまで以上に、身近に感じていただけたのではないかと思います。

(医療学部臨床検査学科 教授 近藤 明)

また、「顕微鏡を使って、がん、微生物や寄生虫を観察しよう!」というテーマでも体験実習を行いました。

臨床検査技師の仕事では、多くの分野で顕微鏡を用いた検査が行われています。

今回の体験実習では、肺炎や膀胱炎などの感染症の原因となる肺炎球菌や大腸菌といった微生物の観察、腎臓・肺・大腸の病理組織の検査、さらに血液中の白血球(好中球やリンパ球など)の違いについても顕微鏡で観察してもらいました。

また、医動物学的検査では、ぎょう虫卵の観察に加えて、アニサキスやマダニといった寄生虫の実物も見てもらいました。

(医療学部臨床検査学科 助手 黒田久子)

ボライティアとして参加した学生からのコメント

臨床検査学科3回生 新田昂司

今回のオープンキャンパスでは、糖尿病とその対策における持続グルコース測定について学生の方に説明を行いました。自分が説明する際には、普段専門的な授業を受けていない学生や親御さんに伝わりやすいように話す単語に気をつけました。学生の方々の中には自己血糖測定時の穿刺の痛みに恐怖心を抱く方もいらっしゃいましたが、実際に行ってみると全然痛くなかったとおっしゃられる方が多く、大きな学びの場になっているなと実感しました。オープンキャンパスでは複数回参加している学生からこの学校を第1志望にしたなどの報告をしてくれることがあるので非常にやりがいを感じる貴重な経験となりました。

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